労働の解放をめざす労働者党ブログ

2017年4月結成された『労働の解放をめざす労働者党』のブログです。

『資本論』は難しいか?!

 横浜でマルクス主義の学習会を行っている『横浜労働者くらぶ』発行の『労働者くらぶ』第68号の記事を紹介します。


『資本論』は難しいか?!

 

Aさんが仕事関係の二人を誘ってくれたおかげで、今月から『資本論』の読書会を始めることになりました。お二人は仕事の都合で、定期的に日にちを決めるのが難しいので、月2回の原則を守りつつその都度、開催日を決めていくことになりました。

 

Yさんは『資本論』は初めてといい、Mさんは途中で挫折したと話していました。お二人とも異口同音に、『資本論』の難解さを話していましたので、私の方からは、決してそんなことはない、コツコツしっかり学んでいけば、必ず理解できるから、初めから難解と思い込まないでほしい、と何とか不安を払拭しようとしました。そこでここでは、なぜ『資本論』 が”難解”と言われるのか、その理由を考えてみたいと思います。

 

★資本主義社会は人類史の一通過点!

 

『資本論』は書名ばかり知られていて、その実、読まれることのない書物です。確かに『資本論』が難解と言われるのには根拠があります。最初の第1章から、商品とか貨幣とかがさんざん出てきます。

 

商品や貨幣という言葉、は私たちが日常、何の疑問もなく普通に使っている言葉です。ところが、マルクスはこの商品や貨幣をあれやこれや徹底的に分析するのです。“資本”論なのに、資本については全く扱われないのです。ここで読者は最初につまずいてしまうのです。

 

何のために商品や貨幣をあれこれ問題にするのか?それには理由があります。それは、商品や貨幣とは何なのか、その本質は何なのか、ということが分からなければ、資本というものが分からないからです。

 

資本とは、商品や貨幣が発展したものなのです。商品や貨幣といった資本論に出てくる言葉の多くが、自然科学のような専門用語でなく日常の言語であることが理解を困難にし、誤解を招く原因の一つになっています。

 

現代の経済学(ブルジョア経済学)は、商品や貨幣、資本とは何であるか、などということは頭から問題にしません。それらが存在することを前提にして生産や分配、消費、景気などを論じており、しかもそうした貨幣や資本の存在(当然、この資本主義社会も労働者と資本家という階級の存在も)が永遠に続くものと考えているのです。

 

確かに現代社会は、商品や貨幣、資本がなくては、社会そのものが回りません。しかし今のような発達した資本主義社会になったのは、ヨーロッパに始まった産業革命からといってもよいのです。

 

それ以前の社会は、これほど商品や貨幣が溢れた社会ではありませんでした。何千年、何万年という人類の歴史から見れば、資本主義社会はたかだか数百年にすぎず、このような社会が永遠のものだと考えるのは馬鹿げています。

 

要するにマルクスは、私たちが日常的に当たり前と思っている貨幣や資本の存在を根本から疑い、分析し、この資本主義社会が、人類の長い歴史の中で、一時的な時代であり、働く者や労働者が主体となる社会になるまでの過渡期に過ぎないことを明らかにしたのです。

 

★現象から本質へ!

 

商品、貨幣、資本が、目の前に存在している、これは確かなことです。これらを基礎に資本主義社会は動いているのですから、この現象を否定することはできません。

 

しかし、商品、貨幣、資本も昔から存在したわけではありません。それはある時代に生まれ、発展してきたものです。それを理論的、歴史的に分析した人がマルクスです。そのことが分からなければ、人は商品や貨幣、資本の社会が真理であり、資本主義社会がいつまでも続くと考えるでしょう。

 

17 世紀、ガリレオ·ガリレイは、太陽が地球を回っているという天動説を否定し、地動説を主張しました。現象としては、太陽が地球を回っているように見える、しかし真実は地球が太陽の周りを回っているのです、これが現象と本質との関係です。

 

マルクスは、現象はイコール真理ではない、もし真理が真理として現れているなら学問はいらない、と喝破しました。ブルジョア経済学は、商品、貨幣、資本という現象そのものを何ら問題とせず、表面に現れた数字や統計をいじくり回して、資本主義の経済現象を解明した気になっています。

 

マルクスは資本論の第1章で、商品交換という現象を見て、なぜ見た目がまったく違う商品が対等のものとして交換されるのかを分析し、そこに等しい商品価値(その実体は抽象的労働)であるということを発見しました。

 

その際、経済学には自然科学と違って顕微鏡も試薬もないので、思考の“抽象力”が両者の代わりをするのだと説明しています。どの学問にも特有の専門用語や理論があり、その難解さは資本論と同じです。

 

どの学問も基礎からの地道な積み重ねがあってこそ理解されるものです。ただ資本論ではキーワードとなる商品、貨幣、資本と言った言葉が、日常使われている言葉だけに余計混乱を招くのです。

 

★「資本論」の階級性

 

さらに『資本論』の階級性という問題があります。もちろん真理は誰にとっても真理です。どの階級に属していようと地球は太陽の周りを回っているという真理は動かすことはできません。

 

しかし現代は資本主義社会です。そこには様々な利害関係が渦を巻いており、この利害関係が真理の認識を妨げるのです。この利害関係(その根本は階級関係)が、真理を真理として認めることを妨げるのです。

 

その中心は、資本家による労働者の搾取という関係です。 『資本論』はまさにこの搾取関係、階級関係の構造を、理論的に歴史的に徹底的に何人にも完膚なきまでに明らかにしたものです。

 

しかし、この真実ほど資本家にとって不都合なことはありません。何しろ、いかに資本家が労働者から剰余価値(利潤)を搾りとり、食うや食わずの賃金を与え、長時間の、耐え難い労働を強いているか、そして資本主義社会は、 競争によって資本家にそれを強制しているかを理路整然と明らかにしているのです。

 

この資本主義社会の根本的構造が明らかにされることを資本家階級は嫌い、『資本論』は間違っているとか、『資本論』 はもう古い、などと言って『資本論』を非難したり無視したりするのです。

 

しかし労働者階級は違います。労働者階級は『資本論』が明らかにしてくれた真理を認めることにどんな不都合もありません。むしろ真理が明らかになることを望み、『資本論』を自分たちの未来の社会を切り開く闘いの武器にするのです。


★“革命的”な『資本論』を学習しよう!

 

『資本論』は、もう古くなった、そんなことは全くありません。一見、複雑になった現代の資本主義も、19、20世紀に生まれた資本主義にその本質は変わりなく、その根本原理は同じものです。

 

労働者に対する過酷な搾取、非人道的な扱いや支配階級の堕落した政治も、当時より一層ひどくなっただけです。現代はこれらを一掃する労働者階級の闘いをますます必要としているのです。

 

そのためにマルクスの、革命的な『資本論』(斎藤幸平や白井聡、佐藤優のような革命性を意図的に無視した『資本論』解釈でなく)を学ぶ必要がますます高まっているのです。

 

そして『資本論』は、現代の分化した個別科学とは違って、単に経済だけでなく法律や政治、科学や芸術まで論じた著作であり、それは人間の生き方までを教える真にラディカル(根本的な)著作です。これこそ個別の現象を全体の中で、相互関連の中でとらえる弁証法の真髄ではないでしょうか。

 

『資本論』を真剣に読むことによって、マルクスの資本主義社会の分析に目が洗われる思いがすることでしょう。これこそ『資本論』がその誕生以来、百数十年にわたって人々を、なかんずく労働者階級を励まし続け、労働者のバイブルと言われてきた理由です。

 

皆さんが『資本論』から革命的精神を学び取り、資本の支配を一掃する労働者の闘いに参加することを切に願います。最後に、以前にも引用しましたが、20 世紀のドイツの劇作家ブレヒトの詩を掲げたいと思います。(K)

  

『学習を讃える』 ~ベルトルト·ブレヒト~

 

学ぶのだ、誰でも知るべきものを。

時代を今、担いとろうとする者が学ばずにいていいものか。

学ぶのだ、ABC を。それだけでは足りないがまず学ぶのだ!

今さら、などと言わないで

はじめよう! きみは全てを知らねばならぬ、

きみは前衛とならねばならぬ。

 

学べ、ドヤにいるひとよ

学べ、監獄にいるひとよ

学べ、台所の女よ

学べ、六十の老婆よ

君は前衛とならねばならぬ。

学校へ行け、家を持たぬ者よ

知識を手に入れろ、凍える者よ

飢える者よ、本を手に取れ、本も武器のひとつ、

君は前衛とならねばならぬ。   (野村 修訳、後半省略)

 

 

「横浜労働者くらぶ学習会案内 ― 10 月の予定

 

◆ 『資本論』第1巻学習会 (第4水曜日開催)

日 時:10 月 28 日(水)18 時 30 分~20 時 30 分

場 所:県民センター703 号室

学習範囲:第17 章「労働力の価値または価格の労働賃金への転化」から第20 章「労賃の国民的差異」まで

 

◆ 『資本論』第3巻学習会 (第2水曜日開催)

日 時:10 月 14 日(水)18 時 30 分~20 時 30 分

場 所:県民センター703 号室

学習範囲:第41 章「差額地代II第1の場合」から第44 章「最劣等耕作地でも生まれる差額地代」まで

 

◆マルクス主義文献学習会 (第3水曜日開催)

― マルクス『普及版マルクス·レキシコン3』久留間鮫造編

日 時:10 月 21 日(水)18 時 30 分~20 時 30 分

場 所:県民センター703 号室

学習範囲:3 唯物史観 (テキストは用意します)

 

『労働者くらぶ』通算第68号2026年9月23 日発行

発行 横浜労働者くらぶ

Mail:kikuchisatoshi@jcom.home.ne.jp

連絡先 TEL:080-4406-1941(菊池)

闘いは進む ――西日本からの報告

西日本の若い労働者、労働者党の闘いにシンパシーをもち、行動を始めたHさんからの投稿を紹介します。(担当)

 

闘いは進む

――西日本からの報告

 

私はこれまで、カンパやブログ、『海つばめ』への投稿、資本論学習会への参加を行ってきました。しかし、最近の政治状況などを見ているうちに、「このままではいけない」という思いが次第に強くなっていきました。そこで、実際に自分の足で行動しようと思い、まずポスティングを始めることにしました。

 

早速、広島支部が原水禁大会で配布したビラを印刷し、地元であるH市某区でポスティングを行うことにしました。

Hbiraori
 



とはいえ、ポスティングは今回が初めてです。最初はかなり躊躇しました。「不審者として通報されたらどうしよう」「誰かに見られて、特定されたらどうしよう」など、いろいろなことを考えてしまいました。特に私の地元は田舎なので、普段あまり人が歩いていない場所では、外にいるだけでもかなり目立ちます。

 

しかし、そんなことで尻込みしていたら、いつまでたっても何もできません。意を決して、まず一軒のポストにビラを入れてみました。

 

すると、不思議なことに、それまで感じていた躊躇はすっと消えていきました。それどころか、「この地域の人たちに労働者党やマルクス主義を知ってもらえる!」という喜びが湧いてきました。

 

それからは、「あの家に入れてみようかな」「次はあの家にしよう」と考えながら、少しずつポスティングを続けました。最初はあれほど緊張していたのに、気がつけばウキウキしながら歩いていました。最初はあれほど躊躇していたのに、実際にやってみると、「自分も労働者党の闘いの一翼を担っている」という気分になりやる気が出てきました。


Hbirahaihu 


そのほかにも同僚との会話の中で、剰余価値について話したり、「なぜ我々肉体労働者の賃金は頭脳労働者と比べて低いのか」「プロレタリアとは何か」について話したりしています。休日に何をしているのかと聞かれた際には、「マルクスの本を読んでいます」と答えています。

 

今後はポスティングをさらに加速させるほか、同僚に2019年参院選時のパンフレットを配る予定です。

 

私はまだ入党していません。しかし、入党していなくても、自分にできることはあると思います。地域や職場で労働者党の存在や考え方を知ってもらうことも、その一つです。

 

勝利の日まで、ともに頑張りましょう。

 

以上

原水禁大会に向け宣伝活動

広島、原水禁大会に向けて、労働者党広島支部による宣伝活動が行なわれました。

結集した仲間たちに配布したビラを紹介します。(担当)

<1面>

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軍需拡大で経済発展などありえない!

高市政権の危険な軍事拡大路線に反撃を!

 高市政権は非核三原則などを投げ捨てる一方で、軍事力の強化によって経済は発展する、武器輸出の規制を撤廃すれば雇用と生活も拡大するなどと語って、巨額の国家投資による軍需産業の育成、強化へと突き進んでいます。

軍需拡大は経済を疲弊させ社会を衰退させる浪費だ!

 自民党や維新は、先端技術は軍民双方で利用できるものだと自慢しますが、生活を豊かにするための技術の利用と、殺し合いと生産力の破壊のための技術の軍事利用とではその経済的意義は全く逆です。

 技術が生産拡大のために利用されれば、それは労働の短縮と人間活動の拡充に向けられうるかもしれません。しかし軍事利用は、生産の拡大ではなくてまさにその破壊を目的とする不生産的なものです。「軍事力と経済成長の好循環」などは嘘っぱちです。それは行き詰まった資本の権益を守り、戦争準備をするための口実です。

 論より証拠。ここ数年で軍事費は急増しましたが財源不足は深まるばかり、増税(たばこ税、所得税、法人税)や国債(借金)で埋め合わせても追いつきません。しかも敵基地攻撃兵器や基地整備費などの「後年度負担」、つまりツケ払いの残高は二六年度予算で約一八兆円。高市政権の無責任さ・野放図さは途方もありません。軍事費を増やせば増やすほど更なる増税や国債発行が必至となり、そのツケは結局は働く者に押し付けられことになるのです。

 軍需の拡大とは浪費の増大です。それは経済発展につながるどころか、ほんの一握りのカネ持ちが潤う代わりに、大衆の生活困窮や経済の疲弊といった社会の衰退を招きます。そして一国の軍備拡張は、近隣諸国をはじめ世界中での軍拡競争を招き、世界的な全面戦争へと導きます。このことは歴史で証明済みのことです。

資本による国家財政の食いつぶしを後押しする高市政権!

 九〇年のバブル崩壊とともに、日本資本主義は本格的な帝国主義へと移行しました。過剰生産が顕在化し、資本は国内生産を大幅削減して海外委託や対外直接投資を強めたのです。この結果二〇〇〇年代になると、海外からの投資収益(第一次国際所得収支)は年二〇兆円を上回る規模の黒字が続きます。

 この国内産業の空洞化に対して自民党政権は、企業を助けるには市場のカネを増やせばよいと金融緩和をし、借金を重ねては自分もカネをバラまいて人気取りに走ったのです。おかげで国の借金は一三〇〇兆円余、一人当たり一〇〇〇万円を越えました。むろんこんな借金頼みでは、国内の生産力を上げることも経済を発展させることもできるわけがありません。アベノミクスといった資本の利益を国家財政が肩代わりする政治、これこそが日本の産業を一層空洞化させ、先端技術などで米中などに遅れをとった真の原因なのです。

 円安・物価高・金利上昇のなかで、予算の三割を国債費が占め、日銀の保有国債の評価損はすでに四五兆円。にもかかわらず高市政権は、企業救済にはモルヒネ(鎮痛薬)がもっと必要だと、軍需拡大に今後三七〇兆円もつぎ込もうとするのです。信用不安が起きないほうが不思議です。

 九〇年以降の資本の帝国主義化は、非正規雇用の拡大や実質賃金の長期低落など、働く者にとっての苦難の増大と一体のものでした。この苦難の根底は、外国人労働者の増大でもグローバル化でもなく、利潤目的の生産であり労働者からの搾取です。

世界の労働者と連帯して帝国主義に反対する闘いを!

 日本に限らず世界中で軍備増強と経済の軍需依存が、政治の 強権化と一体のものとして進んでいます。反動的な高市政権などを生み出したのは、労働の搾取を原理として私的利益を追求する資本の体制であり、その支配が腐朽してきたからにほかなりません。搾取と私的利益を原理とする資本の支配を克服する闘い、これこそが今世界中の労働者に求められています。

 「平和憲法を守れ」の闘いでは無力です。労働者党に結集して搾取や差別のない共同労働社会を目指して闘いましょう!

<2面>

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基地反対運動の抑え込みを許すな!

辺野古学習の意義と安全管理とは別問題だ!


 三月一六日、沖縄県の辺野古沖で研修旅行中の同志社国際高校の生徒を乗せた小型船が転覆し、高校生ら二名が死亡する事故が発生。文科省は五月、自民と維新が要求した「政治教育の実態調査」に対して、船舶事故と辺野古学習とを一体のものと論じた調査報告書を発表しました。

 報告書は「船長が抗議活動を行っていた」「転覆した船は抗議船」「一〇年前のしおりにテント村の紹介が転載されていた」などの理屈で、同志社高校の「辺野古への移設工事に関する学習」は、「特定の見方・考え方に偏った取り扱い」であり、「政治的活動を禁じる教育基本法一四条第二項に違反」すると認定しました。

 しかし問題は事故に対する安全対策が十分に取られていたかどうかであって、基地移転に対する学習の是非ではありませんし、政治的に「中立」であるかどうかは政府が決める事柄でもありません。そうではなくて文科省による違反認定こそが、事故を利用して、基地移転のやみくもな強行への批判を抑え込もうとする、政府による教育への政治介入そのものなのです。


◇野放しにされる政治権力の不当介入!


 
四人に一人が犠牲になった沖縄戦から八十一年、今も沖縄は事実上の軍事占領下と言えます。ベトナム戦争では嘉手納からB52が出撃し、今回のイラン攻撃では海兵隊がイランに向いました。

 宜野湾市の中心部に存在する普天間基地の辺野古沖移転は、九六年に閣議決定されて、多くの反対をよそに一三年から埋め立て工事が強行されました。一四年以降の県知事選挙は基地の県内移設反対の知事が当選し、一九年の県民投票では七二%もの住民が反対票を投じました。

 高市・文科省に問う! このような現実を学ぶことのどこに問題があるのか! 

 教育とは社会の真実を知ることであり、教育基本法一四条にさえ「必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならない」とされているのです。米軍基地の七割が沖縄に集中する現実とそれを象徴する辺野古埋立ての強行を学習すること、これは未来を担う若者に必要な「政治的教養」であり、何ら一四条に違反しません。

 直ちに反省し撤回すべきは、違反認定した政府・文科省のほうなのです。

◇「日本を強く豊かに」とは軍事強国化のことだ!


 
高市・文科省が振りかざす教育の「中立」とは、国民は一つの国家にまとまっている、だから政府の行う愛国主義の宣伝や軍備増強には疑問を向けるなということにすぎません。彼らは若者自身が自分の眼と頭で政府や社会を判断することを許さず、心底恐れるのです。

 しかし国民は実際には、支配階級である資本家や富裕層と労働力を売って生活する労働者階級とに二分されています。だから「中立」とは、働く者への経済的格差や差別の存在に見て見ぬふりをせよということに他なりません。高市政権の「日本を強く豊かに」というスローガンは、働く者の生活を犠牲にして軍事強国化に突き進もうとする支配階級の要求そのものなのです。

 もちろん日本の労働者は日・中などの帝国主義的な権益争いに対して、どちらにも与(くみ)することはできません。習近平の覇権主義を暴露すると同時に、働く者を苦しめる高市政権の打倒のために闘うこと、これが労働者の国際連帯です!

 万国の労働者団結せよ!

<以上>

(※ 広島支部では『資本論』の学習会を行っています。ぜひご参加ください。

広島・『資本論』を読む会 連絡先 090-2803-5455 (泉)

詳しくは広島『資本論』を読む会のブログ をご覧下さい。)

https://shihonron-hiroshima.blogspot.com/

★ 自民党と反動の改憲策動、軍国主義路線を断固粉砕しよう!
★「搾取の廃絶」と「労働の解
  放」の旗を高く掲げよう!
★労働者の闘いを発展させ、
  労働者の代表を国会へ!
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