衆院補選総括で共産党の片思い

民進に嫌われてもまとわりつく共産党の切ない政治

 

共産党が、衆院補選における野党の闘い方で、民進党は不誠実で、不真面目だと民主党にねじ込んでいます。今さらです。小池は、「考えられない対応だ。協力して闘う姿勢ではなかった。政党間の信義の問題になる。本気の共闘が実現できなかった」云々。

共産党が補選直前に候補者を「辞退させて」民進党への誠意を示したのに、あるいは東京では“党首級の”演説会を野党共闘の名目で開催したのに、民主党の蓮舫も候補者も欠席、駆けつけた志位はまるでバカにされたというのです。他の野党には推薦要請さえなかったのも、侮辱そのものだと、共産党や社民党の怒りを掻かき立てています。事実、「他の野党が応援したいなら勝手にやってくれ」、仕切るのは民進党だという態度がありありで、野党共闘の実態はないではないか、というわけです。

   しかし民進党とすれば、共産党などが出しゃばるとかえって票が逃げる、共産党とは綱領的な立場が異なるのであって、どこまで一緒にやれるも分からない、そんな党と安易に組むことはできないという、民進党としての政治的、階級的な立場もあるのであって、共産党の「押しかけ女房」路線や「抱きつき路線」はありがた迷惑程度の問題であって、誠実ではないとか、信義に悖るといっても、そんな泣き言をいうのは共産党のナンセンスさ、愚劣さを暴露するだけです。

しょせん片思いなんてとそんなものです。民進党に対して、うるさがられ、嫌われ、バカにさえされているのに、一方的にまとわりつく共産党は、まるでストーカーまがいの、“変質者”政党です。相手がろくでもない人間と見抜いて、さっさと手を切ることさえできないとは、共産党も落ちぶれたものです。奴隷的な、屈従的“共闘関係”で、安倍政権と闘うことは決してできないのです。