これってなぜ? あれってなに??
話してみよう 仕事とくらし!!
働く者の政経
ゼミナール
○
= 第2回 =
“どうなるの? 国の借金1千兆円!”
日時:11月5日(土)
午後1時半から午後3時半まで
場所:広島市西区・己斐公民館にて
連絡・問合わせ先
090-2803-5455いずみ
資料代300円
かつて18世紀末のフランス革命の引き金になったのは、インフレと重税に対する民衆の怒りであったと言われています。
相次ぐ戦費の調達等のため、当時の王政は国債と紙幣を乱発しました。しかし国債とは、将来の税収の先取りにすぎないのですからその乱発が重税に帰着し、また紙幣の乱発が紙幣価値の減価すなわちインフレに帰着するのは、当然のことでした。
ところで現在、日本の国家は1千兆円を超える借金を抱える借金大国であり、しかも大まかに言って税収の40兆円に対して50兆円をも国債発行による借金で賄い続けようというのです。
革命前のフランス王政でさえその借金の額は税収の約9年分であったと言います。現在の日本は実に約25年分、それがいずれインフレと重税の形で勤労者に転嫁されるということになれば、働く者にとっては一大事です。
国債でひと儲けしようという資本の立場からではなくて、そのツケを支払わされる働く者の立場から国の借金の問題を考えてみませんか。
「働く者の政経ゼミナール」実行委員会