1月15日(日)

福山働くもののセミナーにご参加を!

 

 テーマ  長時間労働と若者の死を考える

 ―搾取労働と差別労働の一掃こそ急務!―

● 日時  1 月 15日(日) 午後 1 時から 4 時

● 会場  福山市市民参画センター (TEL 084-923-9005 /
         
福山駅 6分)
 2 階 セミナールーム

● 参加費  100円 (資料とお茶代)
fukuyamatidu

 











 ● 主催  労働者の問題を考える会

                 連絡先  TEL 090-9993-9744 (伊藤)

  

 昨年12月に、新入社員の24歳の女性社員が長時間労働による過労から自殺をした電通に、11月7日厚労省の強制捜査が入りました。電通では過労による社員の自殺はこれが初めてではないのです。1991年には当時24歳の男性社員が同じく過労が原因で自殺に追い込まれています。そして、2013年に病死した男性社員も長時間労働による過労死と認められ、労災認定されています。このような度重なる社員の過労死、しかも若者が自ら命を絶たざるを得なくなるまでに追いつめてしまう電通では、深夜に及ぶ残業、長時間労働が何年にもわたって常態化していて、これまでも是正勧告を何度も受けているにもかかわらず、まったく改善されなかったのです。
 女性社員の亡くなる直前一か月間の残業時間は、実に105時間にも及んだというのですから、電通資本は是正勧告など意にも介さず労働者を長時間労働でとことん搾り上げ、労働の喜びも生活の楽しみも未来への希望も踏みにじり、最後には人格さえも奪い取ったのです。
 しかも、電通資本は氷山の一角でしかなく、厚労省の過重労働撲滅取組みの立ち入り調査で、56%の事業場が違法な時間外労働を行っている事実は、まさに労働者の全体が死まで追いやられるような搾取労働にさらされているということを明らかにしています。安倍首相は、長時間労働を無くしてワーク・ライフ・バランスを築くなどときれいごとを言いますが、先ずやるべきことは労働者を死に追い込んだ電通資本などの責任をとことん追求し、この様な実態の改善に真剣に取り組むことです。
 資本主義の下、日本はまさに、残業列島、長時間列島、搾取列島そのものです。搾取労働、差別労働に代わる労働者が真に望む労働とはどのようなものか? 一緒に考えてみようではありませんか。ご参加をお待ちします。

・連絡先  労働者の問題を考える会
・労働者の問題や社会の様々な問題を学びあっています。
・TEL : 090-9993-9744 (伊藤)
・労働者の問題を考える会はまちづくりサポートセンターの
    登録団体です。