労働の解放をめざす労働者党ブログ

2017年4月結成された『労働の解放をめざす労働者党』のブログです。

2016年08月

中央セミナーに参加し徹底的に議論しよう

労働者派議員を勝ちとるために
セミナーに参加し徹底的に議論しよう

 我々マルクス主義同志会は、3月から5月の第12回大会において、遅くとも3年のちには国政選挙闘争に復帰し、労働者の利益と権利を守り、その未来を切り開くべく闘う、本当の労働者派の議員を生み出すことと、そのために、今この瞬間から、あらゆる面における準備を行っていくことを決定、確認しました。

 もちろん我々の力は今の時点では決して強大でも強力でもありません。ありとあらゆる困難や障害が我々の前に立ちはだかっており、選挙闘争を闘い抜くためになすべきこと、なさなくてはならない実際的なことも山とあり、我々の手に負えるのかという危惧と恐れの念に圧倒されそうです。

 しかし我々は現在の世界と日本の政治経済情勢に深刻な危機意識を持たざるを得ないのです。

 国家主義、軍国主義の路線に邁進し、その突破口として憲法改悪を企む安倍政権が居座っています。そしてそうした現実や、危険な状況に対して何ら抵抗することも、闘うこともできず、むしろますます堕落、頽廃して安倍一派の暴虐な政治や好き勝手を許している、野党=民共の日和見主義や、ブルジョア支配に対する思想的、実践的な屈服や追随を目の当たりにしています。

 労働者、勤労者の闘いが萎縮し、あるいは敗北し、階級として解体していると言えるような現状が存在しているのも偶然ではありません。長年にわたる、共産党の日和見主義やブルジョア的堕落や、闘いの放棄や裏切りの悪影響は歴然です。

 我々は、今こそ決然として立ち上がり、こうした階級闘争と政治闘争の状況を根底から変えて行くべきであると決意したのです。

 そして我々は13年にわたる、サークル的闘いや組織を止揚し、労働者党を再建し、断固として、公然たる闘いに移っていくことにしたのです。

 労働者の立場と利益を、その根底を真実に代表する代議士が議会に一人といわず、何名も公然と登場し、その演壇から真実の労働者、勤労者の声を発し、また闘っていくことは、全体としての労働者、勤労者の立場や地位を高め、また強め、その闘いを発展させ、深めるために巨大な意義と影響力を持つし、持ち得ると確信します。

 今こそ、選挙闘争を通じ、さらに議会の演壇を活用して、全国の数百万の極貧の労働者に、2千万の差別労働に苦しんでいる非正規労働者に、そして資本によって搾取され、苦悩している数千万の賃金労働者の全てに、勇気をもって資本とその支配に反対する闘いに立ち上がるように呼びかけるために、我々もまた決起すべき時です。

 今回のセミナーでは、我々は我々の新しい路線と、その意義と、そしてまたいかにして闘い、その路線を現実のものとしていくべきかについて、徹底的に議論し、考えたいと思います。

 心ある全ての労働者、青年の結集を呼びかけます。

年俸者への時間外手当を支給させる!

年俸者への時間外手当を支給させる!
 「労働時間に関係なく全て含んだ賃金」に反撃

「深夜や早朝、日祭日など時間外にいくら働いても賃金に反映されない、なんとかならないのですか、年俸制だから月賃金に含まれることは承知済みだと所長が言うのです。」

 労組の分会長を通じて、訪問看護ステーション勤務の看護師3人(労組員)からの相談があった。
ここの看護師は、通院困難な寝たきり状態の患者宅を主治医の指示で訪問して、身体看護や点滴(容量によっては2時間以上かかる)などを行っている。入院より在宅で家族に見守られて治療や看取りを希望する患者や家族の意向、入院費用より医療費が各段に少なくて済むので拡大したい厚労省の意向の双方が合致し、医療と介護報酬の下方修正のなかでも例外的に「在宅」部門は高い金額となっている。一方で現場は365日24時間対応の激務である。

 この部署は全員年俸者であるが、労働基準法は適用されるのであり、「年俸制」なら固定給で「使い放題」は違法である。当該部署の所長相手に労組分会として交渉をもった。

 「雇用契約書」には週40時間労働、その他は就業規則によると記載されており、「月給には○○時間の時間外労働を含む」との記載がない限り(3人とも記載なし)時間外手当は支払わなければならないと説明。支払を約束させる。

 なお、「○○時間の時間外を含む」で10時間を超える場合は判決例で「公序良俗」に反するとして許されないとなっていることも付け加え、年俸雇用契約書に「何十時間分も含まれる」と経営側が記載することを牽制した。
(吉)

静岡セミナーのご案内

参院選、なぜ自公は“勝利”したのか
――野党は労働者・働く者を代表せず

 アベノミクスがすでに破綻を露わにするにもかかわらず、安倍首相は「さらなる前進か、後退か」と叫び、参院選に勝利した。一方野党は、アベノミクスの破綻を徹底的に暴露して闘うのではなく、憲法改正を持ち出し、争点をそらし、敗北した。その結果、安倍首相が選挙中はひと言も言及しなかった憲法改正があたかも国民の信を得たかのような結果をもたらした。

 なぜ野党は、アベノミクスを批判できなかったのか、自公の勝利はどこにあったのか、現在の選挙制度とはどういうものか、これから労働者はどう行動すべきか等々について議論し合います。

 是非参加して、あなたの意見をお聞かせ下さい。

日時 9月4日(日) 午後2時~

場所 静岡交通ビル3F(静岡駅南口より徒歩1分)
   ※ 入場無料です。

主催 静岡労働者セミナー  連絡先(054)257-0231 (増田)

第1回 堺労働者セミナーのご案内

「堺・労働者セミナー」を始めるに当たって

 バブル崩壊後26年、労働者の生活は悪くなる一方です。
 実質賃金マイナス、リストラと称しての首切り、非正規雇用の導入による「ワーキング・プア」20~30%の存在 (結婚できない、学校に行けない子どもなど無慈悲な状況が社会問題に)、更にブラック企業の横行で長時間労働に苦しめられています。

 社会保障も、年々健康保険や年金等社会保険の負担増がのしかかってきます。百貨店の高級品が馬鹿売れし海外からの「爆買い」があるにもかかわらず消費がマイナスになっているのは、全て労働者の所得が減っていることを表しています。

 労働者が虐げられているその根底を明らかにし、そこから抜けだす道を切り開きたいと願い、「堺・労働者セミナー」を始めることと致しました。

《テーマ》

アベノミクスで 労働者の生活は本当によくなるのか?
――アベノミクスの正体を暴く―

  ● 報告者  小林義昌

● 日 時 8月7日(日) 午後2時から
          報告1時間 + 討論1-2時間 の予定

● 場 所 堺市総合福祉会館
          〒590-0078 堺区南瓦町2-1
          電話: 072-222-7500
          最寄駅 南海高野線 堺東

●  参加費 200円 (資料代・会場費カンパとして)

● 主 催 堺・労働者セミナー実行委員会
          連絡先: 090-8379-4103 (小林)

都知事選、小池大勝の意味

都知事選、小池大勝の意味
根深い既成政党への都民の不信と怒り

 都知事選は、「政党や組織に頼らない選挙」を進めた小池が、291万票を獲得して大勝しました。自公が推した増田は100万票以上の差をつけられ、野党4党の鳥越はさらにそれを下回りました。

 都知事選が明らかにしたものは、まず、参議院選挙で大勝した安倍政権の基盤は不確かなものであり、都民はアベノミクスなど全然信頼していないということでした。安倍が参院選で勝利したのは野党の無力に助けられた偶然の(一時の)ものだったのです。

 そして野党の無力。野党4党は統一候補を担ぎ、保守分裂を利用して有利な選挙を進めたかに見えましたが、鳥越は136万票、増田の179万票を43万票も下回る惨敗でした。参院選で得た野党4党の得票総数を100万票も下回ったということは、都民は野党も全く信用していないということです。

 都知事選は既成政党への、深刻な都民の不信、怒りが表明されました。こうした既成政党の混迷、停滞、閉塞状態を打破するには、新たな労働者政党が国会や都議会へ進出して“大暴れ”する以外にないことを教えています。

 来る8月21日には、以下のテーマで働く者の中央セミナーを開催します。現状について、そして労働者、勤労者の未来について、あるいは闘いの方向について、一緒に考え、議論しましょう。

   【テーマ】
 参院選敗北の責任を問う
 民共と市民派は、労働者・働く者を代表しなかった


 ●チューター  林 紘義
 ●日時    8月21日(日)午後1時半から
 ●場所    豊島区民センター(池袋駅東口徒歩8分)
 ●参加費   300円
 ●主催    働く者のセミナー実行委員会
★ 自民党と反動の改憲策動、軍国主義路線を断固粉砕しよう!
★「搾取の廃絶」と「労働の解
  放」の旗を高く掲げよう!
★労働者の闘いを発展させ、
  労働者の代表を国会へ!
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