第12回中央セミナー開かれる
過少消費説や再生産表式論めぐり議論
12月25日、東京で第12回働く者の中央セミナーが開かれました。
チューターの林紘義氏から、共産党の「過少消費説と『資本論』」をテーマに報告を受けた後、討論という形で進みました。
出された質問や意見としては、共産党の過少消費説の元祖として山田盛太郎が紹介されたが、具体的にもう少し説明してほしい、再生産表式とローザとの関係は、宇野の「恐慌論」とは、共産党の「賃上げで景気回復」という主張をどう評価するか、などでした。
今回は、一般紙でも案内が紹介され、新しい参加者が目立ち、新たな闘いへの期待を抱かせるものでした。「過少消費説と『資本論』」といういささか難しいテーマでしたが、初めて参加した人から「分かりやすくて良かった」という感想もありました。
全体として意義あるものとなったといえます。