労働の解放をめざす労働者党ブログ

2017年4月結成された『労働の解放をめざす労働者党』のブログです。

2019年02月

吉村ふみお・比例区予定候補の奮戦記――訪ねて、話し込み、意気投合して NO.2

吉村ふみお・比例区予定候補の奮戦記――訪ねて、話し込み、意気投合して NO.2

①快晴に恵まれ、自転車にて知人宅回り。役所に勤めている土木科同級生と民医連系病院勤務の理学療法士は不在につき封筒(吉村パンフと海つばめと名刺を入れた)に訪問時刻と後日お伺いする旨記載し郵便受けに投函。谷筋の急坂を登り切った先にある元同僚宅で、1時間ほど話す。
 この方もだが転職して給料が良くなった同僚がほとんどと聞き、いかに元職場が低賃金だったか思い知る。労組を再結成して長年活動してきたこと、組合活動だけでは労働者の未来はない、政治活動の一環として今回立候補したと話す。退職しないで吉村さんと組合活動したかった、などと嬉しいことを言ってくれ、年賀状のやり取りのある元同僚の住所を知らせるとの協力を得る。

 

②同日午後、息子の中学時代の恩師宅訪問。1人目は部活指導で休日出勤中とのことで、奥さんと話す。教員の長時間労働は是正されるべきだなどと話し、吉村パンフと海つばめを託す。
 2人目、剣道部顧問の熱血先生らしくやはり不在、訪問時刻と後日お伺いする旨記載し封筒を郵便受けに投函。
 3人目部落問題に取り組む高校教師も不在で同様に投函。
 4人目は女房の看護婦時代の同僚宅。上がり込んで1時間ほど夫と話す。30年前に市議選に出たときも訪問しており「今度は国政選挙ですか!」と驚かれる。60歳定年後の再雇用で全く同じ労働だが賃金は半分だ、サービス労働も相変わらずと聞かされる。大卒なので65歳からの基礎部分は満額支給されない(23歳から働き始めたので60歳までには最長で38年掛金をかけることになり、40年未満となる、継続雇用で働いても60歳以降の年金掛け金は反映されない)と話すと、知らなかったと言う。年金の格差も含め問題にしていくつもりなどと話す。職場自体は不偏不党が原則の団体だが、別団体を通じて自民党の応援をしているので、職場以外で支持を頼むつもりと答えてくれた。

 

③自治会で役員を一緒にしていた元高校数学教師宅訪問。以前NHKの「中学生日記」をお互い楽しみに観ていることが分かり意気投合した方。今回初めて政治的な話(天皇制、元号、ロシアや中国は一種の資本主義)で1時間ほど話す。吉村パンフ、海つばめを渡し、検討してよければ支持をと依頼。

 

④退職後も特別執行委員として元職場の労組に所属している。春闘スケジュール決定の執行委員会があり、時間をもらって、参院選比例区に立候補する旨あらためて表明。

15年以上皆さんと組合活動をしてきましたが、それだけでは私達働く者に展望ある未来は訪れません、限界があります。書記長の〇〇さんは組合活動とは別に私が主催する資本論学習会に参加してもらっているのでご存知ですが、経済学者の計算では18時間働くとして自分の賃金分は2時間で稼ぎ出しています、残りの6時間分は雇い主(資本家)が取っています。つまりピンハネです。組合活動は労働者の取り分を増やす闘いですが、ピンハネされない額は増やせても、ピンハネの仕組み自体をやめさせる闘いではありません。私はこの仕組み自体をやめさせるための活動こそが必要だと思っています。党名の『労働の解放をめざす』はそういう思いが込められています。我々労組が所属する自治労や連合は『景気回復のために賃上げを』と言っています、県本部の役員をしていてこのスローガンには忸怩たる思いでしたが、賃上げ闘争で皆さんが学んだとおり、雇い主と我々労働者の利害は対立しています。景気回復は両者の共存共栄を前提にした願いであり、ピンハネの仕組みを前提にしています。共産党、民社党、立憲民主党も同じ主張です。これでは労働者の未来に展望は持てません。現在日本の政治は、労働者に希望ある未来を指し示すことができなくなっています。いまや10人に4人が非正規労働者になってしましました。私の娘も臨時保育士です。隣に座る分会長さんの二人の娘はあと数年経てば社会人となり労働者となりますが、希望に満ちた豊かな社会をみせてやることできるのか?資本家の利益も労働者の利益も同時に守るという野党ではなく、労働者の利益にのみ固執する労働者党をよろしくお願いします」。

 この後、
3つの分会人数分の吉村パンフをそれぞれの分会長に配布してもらうことになった。

 

⑤前回報告した建設会社時代の同僚から電話あり。もう一人の同僚〇〇さんに私のパンフを渡し協力依頼したとのこと。○○さんの配偶者は「市民派」県会議員の由。名前だけは知っていたが、元同僚の配偶者だっとは驚きである。わたしが、反自民党だと知って「市民派」県会議員の知り合いを紹介してくれたのだ。ありがたや。○○さんの現在の職場も教わったのでまた出かけるつもりである。

 

1月の部落問題学習グループの新年会でカンパ依頼していた方(市議選2回ともポスター張りに協力してくれた大学先輩)から電話あり。カンパするぞとの電話あり。感謝。


建国記念の日に反対する集会に向けて宣伝―東京―

211宣伝1

 4日に都庁での記者会見を終えたばかりの岩瀬さんは、2月11日の建国記念の日に反対する集会(主催=歴史学者、憲法会議、都教組など)に、労働者党の改憲草案を“引っ提げて”宣伝活動を行ないました。
211ビラまき1
 都心では積雪もあった厳しい寒さにもかかわらず、応援する会の会員など総勢7名の部隊は、「憲法第1章を『天皇
でなく『国民主権に」のスローガンを掲げたゼッケンを着け、『海つばめ』最新号を会場前で配布しました。

211宣伝2
 岩瀬さんはハンドマイクで、「天皇を利用して愛国主義、国家主義を煽る安倍政権と闘うには、憲法を守れではなく、戦後憲法下の日本の国のあり方そのものを問題にする攻勢的な闘いこそ必要だ」と、労働者党の改憲草案の意義をを訴えました。

 人通りも参加者も途切れ途切れの、ビル街での予定候補者としての演説第一弾でした。岩瀬さんは、これからは駅頭に立っての演説に向け、的確な内容で演説できるようにしたいと反省の弁もありましたが、応援する会も一緒になって“鍛えて”いくつもりです。

 会場は、二階席もある客席400以上の日本橋公会堂ホールでしたが、三連休の最終日ということもあってか、参加者は主催者発表で220名にとどまりました。それだけに、私たちの呼びかけは注目され、十分伝わったことと思います。宣伝開始直後には、集会参加者の一人から、チョコレートの差し入れがあり、ありがたく頂戴したことも報告します。(坂井)

一千万有権者に訴える意気込み示す―― 岩瀬清次・東京選挙区予定候補の記者会見

一千万有権者に訴える意気込み示す
      岩瀬清次・東京選挙区予定候補の記者会見

1月臨時大会で東京選挙区の予定候補となった岩瀬清次さんの記者会見が、2月4日都庁記者クラブで行なわれました。会見には「労働者党と岩瀬清次さんを応援する会」の代表の坂井さんと、世田谷区の「『資本論』を読む会」の主宰者で、供託金違憲訴訟の支援活動を続けている宮崎さん、さらに応援する会の会員数人も立ち会いました。

岩瀬記者会見

 最初に坂井さんは、「岩瀬さんは20代のころ、働いていたペトリカメラが倒産し、労組青年部役員として再建闘争に奔走することになったが、再建の確かな見通しもないジリ貧の闘いで、満足な結果に至らなかったとは言え、働く仲間を信頼して闘ったことは、彼の人格の血肉になっている。 候補者多しといえど、生粋の労働者、長時間労働や差別待遇に苦しむ労働者と同じ目線に立って考え発言できる候補者として、自信を持って岩瀬清次を推したい」と紹介しました。

 続いて岩瀬さんは、神奈川圷選挙で訴えた「長時間労働、搾取労働、差別労働の廃止」とともに、安倍らの憲法改悪策動に対して憲法第1条に、「国民主権」の明記と、天皇制の将来的廃止を目指す労働者党の「改憲草案」を強力にアピールすることで、「国のあり方を根本的に問う攻勢的な改憲要求によって、安倍一派の策動をフッ飛ばしたい」と訴えました。

 さらに、介護問題では「介護の社会化を言いながら〝カネで解決〟しようとするブルジョア的原理に、〝共同体原理〟による介護の共同支援化」を提唱、年金や財政問題など破綻に直面する解決困難な問題に対しても、労働者の健全な意識に依拠した政見を、選挙戦さながらの熱弁で語りかけました。

 記者からは、働き方改革についての対案の質問があり、「問題は対案というより、労働が社会を支えているのに搾取労働と差別労働に苦しむ現状を告発し、安倍が約束した同一労働同一賃金の実現を迫り、労働の解放の展望を示すことだ」と応えました。

 翌日の『朝日』は「労働者党・岩瀬清次氏参院選に名乗り/伊藤氏は比例区予定」の見出しで紹介、『毎日』も「長時間労働やブラック企業による搾取、非正規や女性への差別を一掃し、誰もが平等に暮らし、支える社会をつくるなどと訴えた」と紹介しました。

 東京選挙区は、前回31人も立候補する〝乱立区〟ですが、1千万人以上の有権者を擁し、800万人が働く政治闘争の中心地でもあります。既成政党に伍していかに労働者党の政見、政策を鮮明に打ち出して闘っていけるかの出発点に立つ意気込みが示された記者会見でした。

朝日記事
 

     (東京・YS)

参院選は自民、野党、労働者党の3極の闘いに ──労働者党としての記者会見

参院選は自民、野党、労働者党の極の闘いに

──労働者党としての記者会見

 

参院選向けての候補者の再編、政策を討議した臨時大会を受けて、月1()、午後時から東京・秋葉原で党としての記者会見を行いました。

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 司会の田口代表委が労働者党を結成するに至った歴史を紹介した後、林党代表が、労働者党とはいかなる政党か、なぜ参院選を闘うのか、そしていかなる政策をもって選挙に臨もうとしているかについて訴えました。


林氏は我々は60年安保闘争で中心的役割を担った第一次急進主義運動=共産主義者同盟の崩壊後、一貫して“右の日和見主義”=スターリニスト共産党と“左の日和見主義”=新左翼急進派に反対し、労働者の政党をめざして闘ってきたことを訴えました。そして共産党が強調している安倍と闘うためには〝野党共闘〟が必要だということについて次のように述べました。

「私たちは今の野党はまったく信用していない。民主党政権には生まれた時から批判的であった。野党共闘というのはいい加減な妥協路線であり、共闘といっても皆自党ファーストだ。そんなことなら独自の立場で全力を挙げて一所懸命闘えばよい。──戦術的には一人区でどうするかなどいろいろ配慮することはあるとしても──。

民主党一党でも勝つことがあったし、細川政権の時には非自民党ということで政権が生まれた。各政党が全力を挙げてそれぞれ独自のやりかたで闘う、その結果どうなるかといえば、その結果を踏まえて闘えばよい。だから野党共闘反対で選挙を闘う。そういう意味で自民党、野党、私たちの極の闘いだ。私たちの勢力は共産党にくらべて劣っているが、これが私たちの意気込みだ」。

次いで、林氏は参院選に臨む我々の政策について訴えました。まず安倍の改憲論について。

「憲法が大きな争点になるかどうかわからない。安倍の意見では、自衛隊の存在を9条にくっつけるだけだが自民党の中でまとまるかどうかわからない。安倍の一番の支持基盤である右派勢力は、安倍攻撃は得ではないということで今は黙っているが安倍が落ち目になったら安倍に反対する。第一次安倍政権の時も安倍が日和見主義になって右派の人たちは安倍から離れた。安倍の改憲案では国家主義だから左派も反対するし、公明党も賛成しない。こんな改憲なんて不真面目でインチキだ。

もし憲法国会になったら、私たちも憲法改定試案を出そうということになっている。これでは国家の性格、特に天皇となっている第1章を問題にする。それではおかしい、国民主権を第1章で謳いなさい、第1章国民主権、第2章が天皇とする。今は国民主権は憲法の序文では謳われているが条文では謳われていない。

憲法が問題になったら9条がどうのこうのと言ってもしかたがない。野党は戦争する国家となるといっているがどのような戦争になるかについてはっきり言わないし、言えない。戦争といえば15年戦争だが、前半はアジア、後半は太平洋の地域をめぐる戦争だった、そうした戦争になるのか? 野党の言うことは観念論であり、そういうことばかり言っており、まともな闘いをやれるとは思っていない。憲法だけによって戦争は起こるものではない。政治・経済情勢や政治闘争の帰趨もあった。私たちは、観念論を振りまいている野党に対しても厳しい批判を行いながら選挙闘争を貫徹するつもりだ。」

そして「野党は安倍政権と闘えない、野党が落ち込んでいるのは当たり前だ。共産党は自共対決を謳ったときは票を伸ばした。しかし、戦争法の時だったか、野党共闘か出来たのを契機に野党共闘路線に変えた。その結果票数、議席を減らした。なぜそんな馬鹿なことをやっているのか。民主党が国民に見放されているのにわざわざ民主党と組むのか。民主党の後の立憲民主や国民民主党と組むのか。票、議席を減らすのは当たり前だ。  

西欧では共産党は野党共闘、それどころか保革共闘を謳い、現在ではなくなってしまった。日本の共産党もそのあとを追っている。労働者、働くものの政党がないというのは非常に深刻な問題だ」と労働者党の闘いが必要であることをアピールしました。

そして最後に、我々の政策について、一昨年の神奈川の衆院選では安倍の全世代型社会保障や小泉の保険のバラマキ政策に対して、具体的に暴露して闘ったように、今度の参院選でも「年金、介護、財政再建問題などあるが観念的なことを言うのではなくて、どうしたら解決できるか具体的に問題を提起して闘いたい」、民主主義で政治闘争をやれるのだから精いっぱい楽しく闘うと訴えました。

今回の党の記者会見はNHK、時事通信、共同通信の3社の取材でしたが、今後機会をとらえ、多くのメディアの取材を追求していく予定です。


 

吉村ふみお・比例区予定候補の奮戦記――訪ねて、話し込み、意気投合してNO.1

吉村ふみお・比例区候補の奮戦記――訪ねて、話し込み、意気投合してNO.1


①労組書記長時代の名刺印刷を依頼した印刷会社に、労働者党新居浜支部長としての名刺作成を依頼。社長に吉村パンフを渡し、安倍政権打倒のため立候補すると話す。新居浜市PTA連合会の副会長を私がしていた時に何かの会合で見知っていたこともあり、「私も戦争につきすすむような安倍政権には反対」と当初4000円と言っていた代金を「吉村さんだから3000円でいい」と言ってもらえた。

 

②県都の在住の知人訪問。一人は建設会社時代の知人で年賀状のやり取り程度だった方だが、30年前の市議選の時は新聞を見て電話してくれたこともあるので、ダメもとでカンパ依頼し1万円いただく。

県職員からのワイロ要請を会社に通報したら逆に解雇され、関連会社に転職させられた(警察、社長が同席してその場で辞表を出せと脅された)とのこと。私が労組結成で不当な扱いをうけたことを話すと、その方の父は元県職労委員長で当局から不当配転等嫌がらせをうけていたが、自分も不正なことは黙っておれない性分だと語る。江戸時代は大庄屋で藩主もその家を訪れていたと同僚時代は聞いていたので、政治的な話は避けていたが、今回話が聞けてよかった。同時にもっと早く接触すべきだったと反省。

なお、私が在職当時はなかった労組ができているが、委員長を会社が指名するような組織で役立たない、時間外賃金不払や労災隠しも横行しているとの話も聞き、2時間近く話し込んだ。

 

③もう一人の訪問先は大学の後輩。在宅医療やデイケアセンターを併設している診療所開業医。診察や会議の空き時間だったので、吉村パンフの手渡しと選挙本の贈呈とカンパ依頼のみ。大学で部落解放研究会に属していたが、新左翼(シンパ?)で活動していたこともあったが、快く会ってくれ、懐かしく会話。

私の元職場に医療福祉の研修で北欧視察を斡旋した人物だが、元職場は97%非正規のブラック企業・労組で、改善を勝ち取る必要があった等話す。「同じ仕事、同じ労働時間で差別するのはよくない」と理解をしめす。

 

④大学の先輩でスタンディングをしている方が自宅を訪問、カンパ1万円いただく。共通の知人(全国指名手配、逮捕歴2回、元新左翼活動家だが、上場会社取締役、現在退任)に私がカンパを断られたことを話すと、「かつて自分が言ってきたこと、君に影響を与えその後の人生に大いに影響をあたえたことは消せない。立場が変わったから関係ないと切り捨てていいものなのか」という内容の手紙を書きたいので連絡先を教えてくれとの依頼あり。私個人はそこまで問い詰める気はないと断ったうえで、住所教える。

(元気で闊達な吉村さんの奮戦の続きをお待ちします――編者)




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