綱領労働者党の新綱領パンフが完成!
1部200円、申し込みは全国社研社へ!

 綱領パンフが完成しました。1部200円です。多くの労働者、青年の皆さんがこの綱領・規約を検討され、ともに闘われることを呼び掛けます。

  新綱領は、旧社労党綱領を基礎にしながら、ソ連圏そして東西冷戦体制崩壊後の4半世紀の情勢を分析するとともに「社会主義における分配法則」の具体化、搾取労働、差別労働の即時廃絶など、新たな内容も盛り込んでいます。

 全体の構成を紹介しますと、一、資本主義の一般的特徴、二、現代の資本主義――独占資本主義、国家資本主義(ソ連、中国の社会主義体制)、国家独占資本主義、三、日本資本主義の発展と労働者階級の任務、四、労働の解放をめざす労働者党が目標とする社会主義の基本的内容、五、社会主義の勝利と諸条件、闘いの手段及びその道順、六、他党派の階級的性格とそれらに対する労働の解放をめざす労働者党の立場、七、社会主義の勝利とともに、あるいは社会主義をめざす闘いの過程で勝ち取るべき、労働の解放をめざす労働者党の具体的な要求、の七章からなっています。

 また、パンフには党規約、新綱領についての前文――その意義や内容の簡単な紹介と解説――、さらには結党大会での大会決議(2022年参院選挙闘争までの我が党の方針)もついています。

 以下は、新綱領の意義や内容を解説した「前文」の冒頭部分です。

「新綱領・前文の1」から

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 2017年4月、3日間にわたっておこなわれた「マルクス主義同志会」の第13回大会(「労働の解放をめざす労働者党」結成大会)は成功裡に終わり、新綱領と新規約を採択、当面の方針を確認しました。
 そしてここに、我々は綱領と規約を一冊のパンフレットとして出版し、広く労働者、勤労者に、そして青年に検討し、理解し、共鳴され、我々の戦線に加わって闘う意思を固めてほしいと思います。
 我々はすでに1960年の〝日米安全保障条約反対闘争〟のあと、〝右の〟日和見主義政党である社会党や共産党や、さらには〝左の〟日和見主義的潮流の〝新左翼〟諸派に反対して形成された小グルーブに端を発し、社会主義労働者党などとして1970年代から90年代初頭にかけて、繰り返し、衆参の議員選挙に参加して闘ってきた歴史を有する、伝統ある労働者政党です。
 一時、サークル的組織に後退しましたが、今や激動する内外情勢のなかで、そして長時間労働に象徴される搾取労働や、非正規労働者の大群――多くの女性労働者を含む――に代表される差別労働に見られるように、資本による労働者への支配や搾取が異常に強まり、生活の困難や貧困が広がりつつあり、また反動的で、国家主義的で、危険な安倍政権が登場し、権力を壟断し、悪行の限りを尽くしているのを確認するとき、我々は再び労働者の政党に結集し、断固たる闘いに復帰し、闘い抜く必要性と必然性を自覚し、確認するのです。
我々は結党大会で、次回の衆院選、参院選に参加した後、その次の参院選(2022年)には確認団体として参院選に参加、労働者党の議員を生み出し、我々の闘いの突破口を切り開く方針を採択しました。
 我々の綱領は、そうした我々の闘いを支える、闘いのための綱領であり、また選挙の中でも原則的に、そして具体的に、断固として貫かれていく闘いの指針でもある。