長野支部にて「労働者党と斉藤よしあきを応援する会」の発会式 

 

 1118日(日)、長野市内で「労働者党と斉藤よしあきを応援する会」の発会式を行いました。当日急用ができたり体調が悪かったりで欠席する人も何人かあり参加者は少な目だったのですが、もともと仕事があったり別の用があったりで参加したいけど今回は参加できないという人も多かったので実質的会員は結構多く、取りあえず無事に会を立ち上げることができました。午前10時半に党員のOさんの司会で始まり、ちょうど12時まで正味1時間半の発会式でした。 

発会式


 最初に党支部長の鈴木より党の紹介があり、昨年
4月に結成された新しい党であるが、源流は60年安保闘争時のブント(共産主義者同盟)の闘いにあり、1963年に結成された「全国社会主義研究会」(全国社研)が直接の起源である。1970年代、80年代頃は何度も国政選挙に出馬した。しかし、供託金等が徐々に引き上げられたりして国政選挙への参加を断念せざるを得なくなり十数年間サークル活動に後退せざるを得なくなっていた。しかし、この間、格差の拡大や新たな貧困問題などが重大な社会問題になり、安倍自民党政権への不満も日々高まっている。我々は捲土重来を期して、昨年4月に「労働の解放をめざす労働者党」を結成して参議院選挙に挑戦することを決めた。皆さんの応援をお願いしたい、と挨拶がありました。

続いて、県区予定候補の斉藤さんより挨拶があり、特にリーマンショック以後の10年間の体験等を中心に自分の経歴や決意を述べました。

 斉藤さんは、当時の年越し派遣村の開設や最近では電通高橋まつりさんの過労自殺問題などに強い衝撃を受け、長野で当時新しく結成された地域合同労組に加入して活動したり、長野市の「年越し絆村」などにも参加してきた、一昨年には仲間と「信州・働く者のセミナー」を立ち上げ、批判啓発活動などもしてきたと話し、多くの労働組合や野党が本気で闘おうとしていない、安倍政権は「働き方改革」などを見てもわかるように表面的な改善のポーズやリップサービスで国民の支持を繋ぎ止めようとする一方で、戦前の体制を美化し安保法制を成立させたり憲法改悪を企んだりしている。今こそ労働者・働く者が団結し安倍政権打倒の狼煙を上げるべき時だ。共に闘いましょう、と挨拶しました。
 
 次に、参加者のメッセージを含めた自己紹介が行われ、夜勤明けを押して隣県から駆けつけた同級生からは「斉藤さんは学生時代から自分の信念を貫いてきた。自分はそれに感動した。応援するだけではなく周りの人にも働きかけていきたい。」とありがたいメッセージを頂きました。


 続いて、司会のOさんより、活動の中身の説明と規約の提案がなされ、若干の質疑が行われました。参加者のK.Oさんは、自分は平和運動や基地問題、死刑制度の問題、困窮者の相談活動、等さまざまな運動に携わっているが政治的な闘いの意義がよくわからない、という質問がありました。鈴木と斉藤から個々の運動にはそれぞれ意義があるが、現実に国会等があり各政党がそれぞれの利害を賭けて争いあっている、労働者・働く者が全国的な政治的闘いを通じて団結を深めていくことはどうしても必要なことだと答えました。
 
 規約は提案通りに採択され、役員としては参加者
3人から幹事についてもらいました。今後、参加者それぞれが周りの人に働きかけ、カンパや支援の輪を広げ会員の獲得もめざしていくことが確認されました。

 なお、今回の発会式は「応援する会」の県センターと東北信支部の発会式を兼ねて行われたものですが、来る129日(日)には、松本市内で中南信支部の発会式を行います。今後会員を増やしていって、各市町村とか各グループ等々の支部も設立できるよう頑張っていきたいと思います。