「政治の身勝手さに呆れる」――社会の構造(階級)がますます露呈


 私は、非正規職場でコロナ収束までは職無し手当て無しの不安定感な生活です。生産手段を世界の労働者が手にしていたら、パンデミックや隠蔽など無く、計画的な人員配置、必要な物資の生産が迅速に行われ、安心して生活できるのにと思います。

 

ブログの「学校休校を問う」は現状を端的にわかりやすく書かれてあると思います。知人の教育労働者(休職中)に手紙を添えて送ったところ返事が届きました。返事の手紙の内容は以下です。

 

『デジタル機の学習がOECD最下位、教育予算が2.2%最下位という事実に驚き職場では「英語教育の次はIT教育かぁ。それよりも国語や算数を充実して欲しい。」という声をききます。機械が揃うだけでなく内容も充実させるには、教師達の研修がまず必要でかなり労力を使う、なかなか積極的に踏み込めない現実があると思う。しかしこれからの世の中を生きていく上で必要なものであるなら、一部の高所得者が通う学校だけでなく公立校すべてに必要な教育としてハード面ソフト面ともに整備していく必要があるでしょう。

 今回のコロナは百年に一度のウイルスによる困難といわれているけどオンライン教育が準備されていなかったのは海外もそうだけど全ての国民(子ども達)に行き渡らなかったのはある程度仕方なかったようにも思えます。ただ、国がオンライン教育を主にまさに全ての子ども達が教授できるかのように言うのはおかしいですよね。PCを持っていない子、使えない子、親がみてあげられない子がほとんどなんですもの。教育格差が生じているのに何も手を打たない、ほったらかしの政治家に怒りを覚えます。

 派遣や非正規の保護者の子ども達が毎日家の中でゲームをしていて、給食が無い分、食事にも困っている。 

大きな困難が生じた時、守らない人たちがこんなに沢山いるということが今回わかりました。政治の身勝手さに呆れるし、社会の構造(階級)がますます露呈したのではないでしょうか。』

 

以上が手紙の内容です。私は老眼とPCが苦手なので手紙を利用して出来るところから活動したいと思います。  (福岡 K)