労働者党の2024メーデー宣伝活動
2024メーデーは、〝労資春闘〟によって大企業から5%超えの回答が相次ぐ中、「闘い無き
『満額回答』は資本への屈服だ!」と労働者に闘いを呼びかけるビラを全国で2万枚以上の配布を行いました。
春闘という経済闘争が闘われている中で、組合主義者やそれに追随する改良主義政党や共産党、急進派の日和見主義の訴えは、大同小異「もっと賃上げを」という経済主義でした。私たち労働者党は、労働者の生活防衛のためには階級的な団結を固めて闘うことが必要であること、そして過酷な搾取を打ち破るために団結を呼びかけました。
また、裏金問題で腐敗政治をさらけ出した岸田政権に対して、「醜態をさらし権力にしがみつく岸田」と指弾し、軍事強化を進める岸田政権打倒の闘いを共に闘おうとアピールしました。
労働者党の宣伝は、北は北海道から南は沖縄までの全国で取り組まれ(雨で中止の会場があったり、体調不良で参加できなかったりした同志もいました)、党友や『海つばめ』読者の協力を得て、メーデーに結集した労働者にビラを手渡し、残ったものは集合住宅などに配布しました。
組合主義者によってメー デーが骨抜きにされている中で、階級的な闘いを呼びかけた私たちには、少なからず好意的反応がありました。宣伝活動に対して、大阪ではビラで案内した「資本論学習会」に参加したいと連絡があったりしましたし、メーデー会場では解雇撤回闘争を闘っている労働者や解雇と会社の不法行為、偽装倒産を追及して闘っている労働者との交歓などもありました。
なお、メーデービラにはメーデー直前に発刊された「林紘義遺稿集第1巻」の宣伝や『海つばめ』『プロメテウス』の案内も掲載しました。
5月3日の憲法記念日では護憲集会に合わせ、「9条では岸田と闘えない!」のビラを大阪を中心に、神奈川、愛知、広島で配布し宣伝活動を行いました。憲法記念日に配布したビラを紹介します。
(ビラをクリックするとビラを読むことができます。)
※ビラ裏面で都知事選について、「来年の」と書かれているのは「今年の」に訂正します。校正漏れをお詫びいたします。