労働の解放をめざす労働者党ブログ

2017年4月結成された『労働の解放をめざす労働者党』のブログです。

国政選挙への復帰

安倍政権の看板政策――「消費増税分の転用」――の汚い本性を暴露し、安倍政権打倒を呼びかけた労働者党林代表の演説を再現

安倍政権の看板政策――「消費増税分の転用」――の汚い本性を暴露し、安倍政権打倒を呼びかけた労働者党林代表の演説を再現

 

【以下は19参院選終了前日の7月19日、渋谷駅頭スクランブル交差点の一角で行われた、林党代表の安倍政権の看板政策に反対する演説です。

林代表は、安倍政権の全世代型社会保障や乳幼児教育無償化のために、消費増税のカネを転用するという、参院選における安倍政権の看板政策に反対し、それは社会保障の充実でも財政再建への一歩でもなく、実際にはそれらの課題から労働者・働く者の目をそらし、その課題の真剣な解決を放棄しつつ、消費増税を私物化し、参院選に向けてのバラまきに転用する、許しがたい政策であると告発し、そんな汚い、腐敗しきった安倍政権の打倒を呼びかけました。

そして7年前には、自公と協力して決めた消費増税に反対する野党の無節操や日和見主義やポピュリズムは安倍政権を助けるだけだ、そんな野党は敗北するだけだと糾弾し、安倍政権を打倒するために労働者党への投票を訴えました。

安倍政権の経済政策の反動性とごまかしを根底的に暴露し、無力な野党との決別を呼びかけた、参院選における、我々の最も重要な演説の一つです。全国の多くの労働者・働く者のみなさんに、ぜひとも検討し、我々と共に安倍政権の打倒の道を歩んでいただきたいと思います。】

 

 

 労働者党の代表を仰せつかっております林紘義であります。今日はこの場をお借りして都民の皆さんに最後のご挨拶に参っております。

 

 先ほど社民党が演説していましたが、私たちの宣伝カーの看板を見まして、自分たちと同じだといってくれました。そこは一緒かも知れませんが、別の点では色々違っております。憲法改定に対する態度、消費税増税に対する態度、憲法9条に対する態度、野党諸党とは色々違っています。

 

安倍は参院選の中でも、アベノミクスの延長の政策として持ち出ているのかどうかは知りませんが、とにかく安倍政権の経済の柱として、消費増税を今度こそはちゃんとする、しかし単なる増税といった、国民にとって何か暗い、憂鬱な話ではなく、乳幼児教育無償化といった、明るい側面も有している、と言っています。

 

 野党は単純な消費増税反対一本やりですが、そんなやり方で安倍政権の消費増税とその転用の政策と闘うことはできません。

 

 労働者党はむしろ消費増税よりも、そんな転用こそ問題であって、無原則なバラまき政治の安倍政権の本性を暴露する闘いとして糾弾、粉砕し、安倍政権打倒の道を切り開いて行くべきであると強く訴えます。

 

 野党は口をそろえてこの参院選では、消費税増税反対、消費税をなくせとか言っていますが、野党に消費税増税反対という資格がありますか、消費増税反対といって安倍政権と闘うことができますか。決して闘うことはできません、というのは、7年前、民主党の野田政権こそが当時は野党だった自公と手を組んで、自公の政策であり、長年の執念でもあった消費税増税を決めたからです。安倍に「今さら消費増税反対を叫んでも、それはあんたたちが決めたことではないのか、余りに厚かましく、無節操だ」と反撃されれば、それで一言もなく引き下がるしかなく、勝負あったということになるからです。

 

 立・民や国・民は、元は民主党の人たちです。5%から10%への引き上げを行ったのは、民主党政権でした。いま野党になって、参議院選挙を前にして、今度は消費税増税反対だとか、消費税そのものをなくせとか色々言っていますが、おかしいじゃないですか。自分たちが消費税増税をして、あの時は、確かに消費増税は無駄には使わないとか、増税の5分の4は財政再建のためだと謳い、5分の1は現在差し迫った、最優先の課題となっている〝本来の〟社会保障を充実・安定するためだと言っていました、だからそれは一種の目的税なのです。

 

 それなら、堂々と開き直って、これでいいじゃないか、財政再建をしよう、〝本来の〟――今切実の課題となっている、少子高齢化の中で崩壊に瀕している社会保障――を充実しようと、そのようなちゃんとした信念があれば、7年前に消費税増税した自分たちに信念があれば、信念を貫くべきです。7年前のことを忘れて、参院選ともなると、安倍政権が消費増税をすると言うと、何を考えてか知りませんが、消費税反対だとか、こんないい加減な政党が野党なのです。

 

 立憲民主党とか国民民主党、自分たちが7年前に消費税増税をしました、そして5分の4を財政再建のために使う、5分の1を本来の社会保障のために使うと言ったのなら、その信念で安倍政権と対決したらどうですか。

 

 安倍のやっている全世代型社会保障は、インチキ社会保障です。社会保障をいつわる、参院選に向けての安倍政権のバラまき政策です。幼児教育無償化と言っていますが、ちゃんと検討すれば明らかになりますが、最も貧しい労働者にはほとんど恩恵などありません。

 

それにいま乳幼児を育てている若い世代が望んでいるのは、バラまきのわけのわからない議論ではありません。むしろもっと保育制度の充実とか、学童保育の充実等々であり、こうした支出は社会保障とは違います。

 

 若い労働者の夫婦や、片親の女性が安心して働けるようになったら、それは社会保障の問題ではありません、むしろ社会保障を支える人が増えるということです、経済の成長政策、健全化政策といった方がはるかに概念として正しいのです。これを安倍は全世代型社会保障などと言って、訳の分からんことを言って偽りの社会保障を謳っています。

 

 全世代型社会保障は、いま切迫した課題となっている、直ちに解決されなくてはならない〝本来の〟社会保障とは違います、むしろそこから国民の目をそらせ、解決を遅らせるものです。

 

先ほども言いましたように、7年前に民主党野田政権が消費税増税を決めた時、その5分の4を財政再建のために、5分の1を社会保障のために使うと確認しています。そういった社会保障こそ、いま必要としている社会保障なのです。当時社会保障は、医療、年金、介護など少子高齢化の中で自然に増えていく、そういう本来の社会保障のために支出する、他には転用しない、野田政権はそういう口実で国民を納得させて、消費税を10%に引き上げ、一挙に2倍にしたのです。

 

 それを今参院選になったら、選挙の前になったら、なぜ消費税増税反対とか、消費税をなくせとかいう話になるのですか。7年前にやったことをどういう気持ちでやったのか、真剣にやったのか、ここにきて消費税反対を謳える顔ですか。立・民、国・民は、消費税反対を言うなら7年前に何をやったか問われるのです。そのことに対して沈黙しつつ、今度は消費増税反対などと言うから、いつまでたっても安倍になめられ通しなのです。

 

 安倍政権は消費税増税を意味不明の全世代型社会保障に転用すると言っています。これは本来の社会保障ではありません。安倍政権が財政再建や本来の社会保障のために決めた消費税増税を労働の汗と油の結晶である税金を、財源を転用する、安倍政権はバラまき政策のために転用するという話なのです。

 

 安倍は全世代型社会保障ということで、全国民のために使うとか言って正当化しております。しかし、全世代型社会保障というのはインチキなのです。〝本来の〟社会保障というなら、7年前に消費税増税の5分の1を使うということで、その財源はあるのです。当時年々、社会保障費は「自然に増加して」いました。社会保障のお金、医療、介護、年金、そういうものは国家補助だけで年々5千億円も増え続けていました。それを充実するということで、民主党政権は7年前に消費税増税をする、消費増税をそういう目的税として決めたのです。これはもう転用することなど必要ないのです、むしろしてはならないのです。

 

そんなことをしたら、財政再建も社会保障の安定や継続も不可能になってしまうからです。本来の社会保障は、増税の5分の1ということで保障されている、年々自然に増えていく医療、介護、年金など5千億円ほどカネは、7年前の増税でその財源は担保されているのです。安倍政権は、そうした財源の使い道を変えて全世代型社会保障といった、おかしなものに転用すると言うのです。

 

 しかし安倍のいうものは社会保障ではありません、インチキ社会保障です、バラまきです。参院選を前に、働いた人たちの大切な税金・財源を使って、安倍政権が参議院選で勝つために皆さんをだますためにカネをバラまくというのが、安倍の全世代型社会保障政策の本質なのです。こんなインチキな汚い安倍政権のバラまき政策に、皆さんの汗と油の結晶である大切な税金・財源を「転用」することが許せますか。許せるはずはありません。

 

 これは野党が言っているような抽象的な消費税をなくせとかいった問題ではありません。そんな問題の立て方では、安倍政権と闘うことも、安倍を追い詰め、追い落とすこともできません。抽象的な空文句やドグマ的理屈や観念論で安倍政権と闘うことはできません。安倍政権との闘いは政権党との厳しい階級的な闘い、政治闘争の課題なのです。

 

 私たちは今、安倍政権を倒すためには安倍の全世代型社会保障の悪政を批判し、その本当の意味内容を全面的に暴露し、安倍政権を追いつめる時だと思います。抽象的な空文句など、安倍政権にとっては痛くもかゆくもありません。消費税をなくすなどと言って、働く者は誰もすぐできるとは思っていませんから、そんな簡単な問題ではありません。抽象論や空文句で安倍政権と闘うことはできません。安倍政権が自分たちの参院選の中心的な政策と言っている消費税増税分を転用する全世代型社会保障、訳の分からない、偽物の社会保障、実際には安倍政権が参議院選挙を前に、皆さんの労働の汗と油の結晶である税金を安倍のばらまき政策に使おうということこそ、皆さんが大いに怒って安倍政権の打倒のために立ち上がることだと思います。

 

 私たちは、新しい労働者党としてこの参議院選に参加してきました。新しい労働者党ですが、しかし再建された労働者党でもあります。30,40年ほど、もっと若い頃、労働者党をつくりまして何回も何回も国政選挙に参加しました。しかし、このときは挫折しました。何回も何回もやって供託金だけで1億円になりました。借金ばかりが膨れ上がる中で、私たちは撤退を余儀なくされ、サークルに戻りました。

 

 30年ほどたちまして、数年前から安倍政権が成立し、いつまでも続く中で野党は全くだらしなく闘うことが出来ません。私たちは2年前に新しい労働者党を再建しました。そして、一昨年の総選挙に手始めにはじめて参加しました。今回は再建労働者党として2回目の挑戦です。確認団体として比例区で4人、選挙区で6人、全国で10人で闘っています。皆さんの大きなご支持、ご支援をお願いして私たちの議席をいくつも獲得したいと思っています。

 

 東京では私たちは選挙区に参加しておりません。20人もの有象無象が立候補しています、乱立しています。その中に埋もれることを潔しとせず、候補者はおりません。選挙区で闘っていますのは、労働者が相対的に多い神奈川、愛知、大阪など6つの選挙区です。比例区は私を含めて4人です。東京では候補者を立てておりません。皆さん、東京選挙区では、野党の議席を増やして、自民党の議席を減らして下さい。私たちの党は、どの党の、もしくはどの候補に投票するかは自由ですが、とにかく野党に投票することを確認しています。選挙区は、皆さんこぞって野党を応援してください。

 

自民党は厚かましくも今回、東京選挙区で二人を立ててきました、今までは共倒れを恐れて多くの場合、一人しか立てられなかったのです。今回は、定員が六つに増えたということで、二人を立てて二人の当選を狙っています。選挙区は野党を、私たちも野党に大きな批判がありますが、野党を推します。その代わりと言っては何ですが、労働者党は比例区は私を含めて4人立っています。比例区は労働者党とぜひ書いて頂きたいと思います。有権者が1千万の都民の皆さんが比例区の投票用紙に労働者党と書いて頂ければ、大きく躍進していくことが出来ます。選挙区は野党へ、比例区は労働者党へ、皆さんに切にお願いして、約束ですからマイクを他党の方にお譲りしたいと思います。



19参院選長野選挙区候補者・斉藤よしあきの闘いの足跡(追加資料)

長野県区・斉藤よしあき候補の闘い(追加資料)

(これまでの報告に載せることができなかった新聞記事などをまとめて掲載します。)

事前の報道の段階から、信濃毎日新聞は、国民民主党(野党共闘)と自・公候補を大きく扱い、斉藤候補については付け足し程度に小さく載せるという差別的な報道姿勢が目立った。

73日付信毎は紙面の5分の4を両候補の見解の紹介に充て、斉藤候補は申し訳程度に小さく扱った(下記の最初の切抜き記事)。私たちが抗議文を送ったゆえんである(抗議文は末尾の方に掲載しましたので参照ください)

1

                                               

             
                *斉藤候補の第一声
(信濃毎日新聞75日付)

2
                                                     

                 *第一声報道(市民タイムス75日付)
3

               
                      

              *候補者の横顔紹介(市民タイムス7月6日付)

4
 
               

                 *新聞広告(信濃毎日新聞76日付)
5

                  

 
              *朝日新聞アンケート(78日付)   
          6

 

                

                  *
選挙公報

7

 

     8



 
                       *選挙葉書

9
10

        
           *政見放送原稿
(参院県区 斉藤よしあき)


私はこの度の参議院選挙長野県選挙区に労働の解放をめざす労働者党から立候補しました斉藤よしあきです。どうぞ宜しくお願いします。労働の解放をめざす労働者党、略称「労働者党」は一昨年4月に新しく作られた政党です。しかし、私たちの源流は1960年の安保闘争にまで遡り既に数十年の活動実績があります。今回の参院選では全国で10名の候補者を立てて確認団体として闘っています。

さて、この間、派遣労働などの非正規労働が拡大し、格差や貧困の問題が深刻化するとともに、長時間労働による過労死等の問題も看過できない深刻な問題となってきました。

安倍政権になってからは、戦前の体制を美化し「美しい日本」を取り戻すなどという時代錯誤のスローガンの下で集団的自衛権を可能とする安保法制の改定が行われ、9条を中心とした憲法改正が提起されるなど軍国主義的な傾向が強まり、また森友・加計学園問題にみられるように国政を私物化し“忖度”政治がまかり通り、報道への介入など専制的な傾向も強めてきています。

他方、これと闘うべき野党の現状はどうでしょうか? 国民の大きな期待を背負って登場したかつての民主党政権は何一つ徹底した改革もできずにあえなく崩壊してしまいました。また、一昨年夏の小池都知事の「希望の党」騒ぎにみられるように、彼らはただ議員の椅子の確保に汲々としているだけのように見えます。こんなことでどうして安倍政権と闘っていくことができるのでしょうか? 今回、一人区で野党候補を一本化するとして長野県でも統一候補が決定しましたが、二人区以上の選挙区ではバラバラです。お互いに足の引っ張り合いを事としていて、共通するところは現状追随でまともなビジョンも理念も変革の意志もないところだけです。そして安倍政権とバラまき政策を競い合っています。私たちはこうした野党の現状も強く告発します。

次に、私たちの具体的な要求を述べさせていただきます。

先ほども述べましたが、先ず第一に、殺人的な長時間労働や女性・非正規労働者に対する差別的な待遇の一掃を求めます。安倍首相は長時間労働の是正は「まったなしの課題だ」、「日本から非正規という言葉をなくす」などと豪語して「働き方」改革関連法を制定しましたが、これは労働者をバカにした単なるリップサービスでしかなかったことが完全に明らかになりました。私たちはこの安倍首相の言葉の文字通りの実施を強く求めます。

 第二に、アベノミクスは完全に破綻しました。大衆課税の消費増税ではなく、富裕者に対する課税強化で財政健全化と金融正常化を実現することを要求します。

 第三に、憲法を改正するのであれば、第九条ではなく、第一章の天皇条項を見直し第一条には国民主権を明記することを求めます。

 第四に、金融庁審議会報告を巡り「人生100年安心プラン」が崩壊したなどといわれていますが、今現在でも無年金者や低年金者が多数いて、その上、国民年金の未納者すなわち将来の無年金者や法定免除者も多数にのぼっています。年金格差の是正と年金の底上げを求めます。

 第五に、介護職員の不足や労働条件の劣悪さに対しては、社会の全成員による共同介護をめざして、当面、企業に「共同」介護休暇を義務付けるなどを要求します。

 以上、いろいろ述べさせていただきましたが、要は私たち労働者・働く者自身が自ら立ち上がっていくことなしには決して安倍政権を追い詰めていくことはできないということです。労働者党、および私、斉藤よしあきとともに、共に闘っていきましょう! 皆さんの熱いご支援をお願いします。 ご清聴ありがとうございました。

 

<参考>斉藤候補の選対本部長・事務局長の連名で出した抗議文

信濃毎日新聞

 選挙報道担当 殿

 

 日頃、お世話になっています。

 

 貴紙の選挙報道について申し上げたいことがあります。

 

 貴紙は連日のように“主要”候補者の見解や対談を報道していますが、このような報道からほとんどの場合、斉藤候補を排除しています。

“主要”候補者の対談、見解や闘いの紹介を企画するなら、当然、斉藤候補も加えるべきであると私たちは主張します。なぜなら、斉藤候補は、まだ国会に議席を持たないとはいえ、数十年も前から新しい労働者政党を作る運動を続けてきた組織の有力な一員であり、争点となっているあらゆる問題に独自の見識を持っているからです。斉藤候補が売名目的や個人的な思惑で出馬しているのではないことは、貴紙も知らないはずはありません。

 誰が“主要な”候補者か、誰が本当に信頼に値する候補者であるかを判断するのは、メディアではなく、有権者であるはずです。有権者に各候補者の見解を平等・公正に伝え、判断の材料を提供するのが、社会の“公器”である貴紙の使命ではないでしょうか。

 今後、各候補者の見解や運動の報道においては、平等・公正に対応するよう強く要請します。各候補の選挙運動を密着取材・報道するなら、斉藤候補に対しても同じように対応するよう求めます。

 以上、私たちの要望を申し上げました。これについて、真摯な対応を求めると共に、選挙報道責任者が誠実に回答することを要請します。 201978

  

 

(備考)その後、信毎の選挙報道担当からは何の連絡もなかった。こちらも時間がなく、結局、言いっぱなしになった。

 しかし、信毎の紙面にある変化が現れた。それまでは、「主要候補の見解」という見出しだったのが、「国政政党候補者の見解」という風に変わったのである。つまり、国民民主党と自民党は「国政政党」だから、大きく扱うのであって、これなら文句はあるまいというわけだ。「国政政党」とはまた奇妙な言い方である。労働者党も国政全般を論じているのだから、「国政政党」ではないか。得体の知れないワンイッシュー党などと一緒にしてもらっては困るのだ。

 こういう姑息な変更をするということは、報道部にもある種の後ろめたさがあったということだろうか。とはいえ、紙面の割り振りは相変わらず同じで差別的であった。ただ、少しだけ、記事という形での斉藤候補の報道が増えたことも事実であった。我々の得たささやかな“戦果”である。(文責・鈴木)

 

<信毎の対応について――斉藤よしあきからのメール>(2019.818)

・・・信毎のデスクのUという人とは(記者に話しても記者も困るので)直接電話でやり取りしました。

「国政政党」という書き方に変わったのは気が付きませんでしたが、伊那・飯田での取材にK記者が付いてきてその記事を掲載したりしたのは一応向こう側の妥協案です。

日本に政党法という法律はないのですから、「国政政党」といってもこれは「政党助成法」の規定(れいわやN党が政党要件を満たした、等々)でしかないですよね。

信毎は、結局既成政党(自民や野党統一)の太鼓持ちの役割を果たしたということです。前回参院選でも幸福実現党から抗議を受けたということですが、これは従来からの方針だそうです。

私は、候補者全てがゼロから有権者の審判を受けなければならないはずだ、だから正しくない方針だとUデスクに抗議したのですが。


闘い終えて

長野県区の選挙結果

羽田雄一郎(国民民主党)      512,462 (55.1%)

小松ゆたか(自由民主党)       366,810 (39.5%)

古谷  孝(N国党)            31,137 (3.3%)

斉藤よしあき(労働者党)        19,211 (2.1%)

()市町村別得票数は、信濃毎日新聞や長野県選挙管理委員会の

HPからダウンロードできます。
          

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<参考>

・比例区得票数    80,055 (0.2%)

 個人名

 林 ひろよし  17,999

 吉村ふみお    2,810

 菊池里志       1,353    

・他の選挙区得票

 北海道(岩瀬清次)    10,108 (0.4%)

 神奈川県(あくつ孝行)   8,514 (0.2%)

 愛知県(古川ひとし)   17,905  (0.6%)

 大阪府(佐々木一郎)      7,252  (0.2%)

 広島県(泉やすまさ)      12,327   (1.2%)

  選挙区合計         75,317   (*) 
  (*)長野県(斉藤票)を含む。


 12


 

 

<選挙結果を受けての斉藤よしあきのお礼(Facebookから)>(2019.7.22)

長野県選挙区の開票は全て終了し結果がでました。19211票、得票率は2.1%でした。投票率は54%余りで、選挙戦中からあまり熱が上がっていないのは感じていたのですが、やはりしらけムードの選挙でしたし、自分にそれを打破する力が不足していたのも否めませんでした。まじめに国政を論じようともせず、選挙運動もほとんどしないという夾雑物が入ってきたというのは予想外でした。

 しかし、出口調査の結果で30代以下(特に1819歳)の若い人たちの支持が意外と多かったのは心強く感じました。最下位ではありますが、組織力もなく金もない、知名度もないという中で、自分としては善戦できたと感じています。支持していただいた2万名近くの皆さま、本当にありがとうございました。特に、栄村の皆さんには大変お世話になりました。桁違いの得票も頂き深く感謝いたします。

また、報道機関の皆さんにも可能な限り公平に好意的に取り上げていただきありがとうございました。

 今後、世界や日本の現実は益々混迷を深め、私たち労働者・働く者の置かれている状況も益々厳しさを増していくのは目に見えています。私たちは、ある意味では最後に勝てばいいのです。今後も地道な活動を継続し、若い皆さんとの交流も深めながら、再度、再々度の挑戦を期して皆さんとともに闘っていくことを誓い、取りあえずのお礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。

 

<上記のお礼に対する返事―Facebookでのやりとり>(2019.7.22

M.S :お疲れさまでした。

腐りきった安倍政権、大きな経済変動をもたらすと思います。

その時、光を放つのが労働者党と思ってます。

日本におけるレーニンである林先生の理論、それこそこれから益々日本の労働者の指針となるでしょう。

 

M.T: お疲れ様でした。広い長野県で大健闘。2万近い支持者有り。

 

T.O: 御疲れ様でした。本当に良く頑張りました。

 

斎藤よしあき:皆さん、いろいろありがとうございました。風穴をあけるまでには至りませんでしたが、曙光も存在することぐらいは示せたのではないかと思っています。

 

K.O: お疲れさまでした。

成り行き上か、見るに見かねてか、ほんの少してつだいましたが、昨夜は、N国党に負けて悔しいなどと思っている自分にびっくり。

 

斎藤よしあき:ありがとうございました。N党がなければとも思いましたが、あちらに行ってしまった人たちは単なる浮動票でしかなかったのですから、私たちの支持票はやはり結果に現れた通りだったのだと思います。

でも、そうした浮動票も取り込めるだけの迫力や組織力、普段からの働き掛け等、こちらの力不足のためでもあったと思います。今後の課題です。

 

M.T: 政治や経済は不易流行です、不易で高潔な哲学で流行に流されないで、これからも確り生きて行きましょう。

 

<後日談1>(2019.07.25)
Y
さん、暑い中で事務所当番ありがとうございました。

当初は、事務所要員がいなくなると予定が狂ってしまうと焦りましたが、ハガキの差出やチラシの新聞折り込み等はTさんに引き継いでやっていただき、ポスター貼りや証紙貼りは1週間程度で済んだので、実際にはずっと事務所に詰めている人がいなくても特に問題はなかったです。

富山あるいは静岡から長野まで応援に来ていただきとても助かりました。これがなかったら長野での選挙運動もほとんど不可能に近い状態だったと感じています。

また、中南信地方の遊説にはほとんどObさんにお世話になりました。Ob家には4泊も食事付きで泊めていただき本当にお世話になったと思います。

そして、Sさんにはポスター貼りやハガキ書きの他に、司令塔的な役割を果たしていただきました。

皆さん、本当にありがとうございました。(斉藤)

 

<後日談2>(2019.8.13

選挙期間中にハガキや電話を寄せてくれたり長野駅前での演説を聞きに来てくれた元同僚や担任、等5名にハガキでお礼を出しました。

上記のうち、中学時代の担任からのハガキを添付します。中南信の遊説から自宅に帰ったら来ていたものです(7.15の消印)(右に掲載)
13

同様に、中南信からの遊説から自宅に帰ってみると元同僚と小学校の時の担任からカンパが届いていました。

その他、長野駅前での演説中に、期日前投票を今やってきたといって会いに来てくれた元同僚やわざわざ聞きに来てくれた?普段は付き合いのない高校の同級生もいました。

また、直接自分の担任ではなかったので名前も忘れていた教え子がfacebooktwitterからコンタクトしてきてくれた子も二人ほどいました。

カンパを寄せてくれた人や期間中手伝っていただいた人へのお礼の手紙はできるだけ早く出したいと思っています。(斉藤)

 

 

<後日談3(2019.8.24)

先日(822日)やっとお礼状を出しました。

42通、うち14通はスマートレターで選挙パンフ5種類も入れました。)

その他、読書会のメンバー等10人ぐらいは手渡しで渡します。

 

(天皇制廃止・共和制樹立を主張する)Hさんから慰労会を兼ねて「れいわ」やN党等の評価や今後について話し合う機会を設けたいと言ってきています。

愛知のように、応援会の解散会とご苦労さん会を兼ねて上記をやったらどうかと思っています。OkさんやTrさん等も含めて。(斉藤)


「ニコニコ生放送 畠山理仁ch」から掲載――林代表へのインタビュー

「2019年7月21日(日)に投開票が行われた第25回参議院議員選挙。投票が締め切られた20時より、〝畠山理仁 ――泡沫候補〟(=無頼系独立候補) の「独自の戦い」を追い続けた20年間を記録した著書『黙殺 報じられない“無頼系独立候補”たちの戦い』 で第15回開高健ノンフィクション賞を受賞したフリーランスライター――が、開票結果を待つ候補者のもとへ直撃取材生中継を行いました。」労働者党代表の林紘義も、その生中継の二番目として、9時前後から自宅で電話インタビューを受けました。以下、その記録です。

 

 

畠山(以下「畠」)「こんばんは、夜分に失礼します。フリーライターの畠山と申しますけれど、先日は個人演説会でどうもありがとうございました。林さん、こちらの声は聞こえますでしょうか。」

林「今晩は。はい、聞こえます、今テレビ消しましたから」

畠「今まだ速報が出ているところだと思いますが、今回の選挙を振り返ってみて、どのような感想をお持ちでしょうか」

林「まだ結果が出てないから分りませんが、不完全燃焼ですね。」

畠「不完全燃焼?」

林「一言で言えばね。」

畠「一言で言えば、不完全燃焼。それはどういったところが、林さんご自身では不完全燃焼と?」

林「いろいろと立ち遅れたし、大事なところでヘマしたりとかです」

畠「大事なところでヘマというのは、どんなこと?」

林「私たちは、NHKのテレビ重視していたんです、17分あるじゃないですか。」

畠「ああ、政見放送、はい。」

林「それで、色々ありまして、私なんかは、失敗したから、期待していて、一番大事だということで考えていて失敗したから、票が伸び悩むだろうという予想ですね。」

畠「政見放送がポイントというか、有権者に訴える方法としてはすごく有効だと思ってらっしゃったと。」

林「有効というか、大事だと。」

畠「大事だと思っていたんだけれども、そこがもう少し、満足のいく政見放送にはできなかったということなんでしょうか?」

林「もう少しどころじゃなくて、最悪でした。」

畠「最悪?」

林「最後のころ新宿、渋谷などの多くの人々に街頭で訴えたんですが、そんな形や内容で一貫してやれたらよかったと思いました。そのときは、とても迫力もあったし元気があった、まあそういうことです。」

畠「街頭の迫力のある演説が政見放送でもできていたら、もっと有権者の方に伝わったんじゃないか、ということですね。」

林「そうですね。」

畠「なるほど。林さんは今回、労働者党としては10人の方が立候補されていますけれども、この選挙の資金というのはどのようにして集められたんでしょうか?」

林「この前、個人演説会の時、説明しなかったですか。」

畠「この前説明していただいたんですけれども、今番組をやっていて、初めて林さんのお話を聞くという方もいらっしゃるので、あらためてになってしまうんですが、うかがえればと思います。」

林「私たちは、カネ集め、一言で言いましたら、『長者の万灯より、貧者の一灯』を合い言葉にやりました。」

畠「長者の万灯?」

林「これ、宗教の言葉なんですよ。」

畠「宗教の言葉?」

林「『長者の万灯』の『灯』は灯りですね。」

畠「はい、わらしべ長者の長者に、一万、二万の万にともしびで、万灯」

林「そうです。それに、『貧者の一灯』。灯というのはね、お寺にカネを寄付するというもんなんですね。」

畠「ああ、なるほど。お寺に寄付すると灯篭が立つみたいな、そういうことですね。」

林「そうそう、そういったことなんです。だから、例えて言えば、金持ちの、百万灯(円)とか1千万灯(円)より、貧者の1万ずつが大事だと。供託金が4200万かかりましたから、4200人の働く皆さんのカンパで集めるというのを基本的な方針としてやりました。」

畠「それで、4200人の方からいただけたんでしょうか?」

林「2万とか3万する方もいますから、4200万ということは一人一人ということではないですけど、最終的には4200万円集めて選挙に参加できました。集まらなかったらやれないですから」

畠「そうですね。これもこの前少しお話しうかがったんですけれども、あらためてになってしまうんですが、10人の方に立候補してもらうというのも、とっても大変だったんじゃないですか?」

林「大変でした。小さな組織ですからね。」

100人以下の組織だけれども、そこから10人の方に出ていただいたということですね?」

林「そういうことですね。」

畠「説得は相当苦労したんじゃないですか?」

林「はい、しました。」

畠「そんな小さな組織から10人の候補者を出した。何が一番、立候補されるのにあたって、皆さんお困りだったんですか?」

林「若い人、仕事している人は、落ちたら仕事を辞めてやるということになりますから、選挙をしたあと、どうやって生活するとかがある、だから若い人は候補者になることには障害というか、抵抗が強いですね。」

畠「参入障壁が高いという、」

林「障壁が高いですね。だから結局、高齢者が中心になりました。」

畠「なるほど。」

林「それに今時、積極的に候補者でやろうという人はなかなかいないんです。」

畠「どうして、積極的に立候補するっていう方が少ないんだというふうに、林さんは思われますか?」

林「サークルの時期が長かったからですね?」

畠「なんの時期が長い?」

林「サークル、サークル」

畠「サークル、はい、はい。」

林「30年ほど前、一回みんなやったんですよね、国政選挙。」

畠「30年ほど前に一回労働者党で国政選挙に出た。」

林「何回も何回も出ました。そのあとサークルでやってましたから、やっぱり、サークルでやってますと、意識が後退するんですね。」

畠「意識が後退してしまう?」

林「こういう社会ですからね。」

畠「立候補する意思もなくなっていってしまう、と?」

林「まあ、立候補というか、もっと根本的に運動を続けていこうという気持ちが後退していく、やっぱり環境の影響を受けますから、人間っていうのは。」

畠「じゃあ、だんだん、そのなんというんですかね、強い衝動がなくなって弱っていったということなんでしょうか?」

林「そうじゃない人もいます。いるんですけれども、先頭に立ってやってくれるという人が少ないというのは、そういうことだと思います。」

畠「うーん、そうか。でも、立候補するのって権利じゃないですか?」

林「権利って、どういう意味ですか?」

畠「あの、被選挙権っていうのは」

林「いや、権利でやっているんじゃないんです。」

畠「権利じゃない?」

林「権利じゃないです。積極的にやる意思がないんですからね。権利以前の別の問題でしょ。」

畠「やる意思がないと?」

林「やりたくないとかね。」

畠「やりたくない?」

林「候補者でやるっていうのは大変なんですよ。」

畠「はい、はい、はい。」

林「そういうふうに考える人が多いんですよね。意識が後退するとね。家族関係もあり、そういうことでいっぱい、やっぱり重圧だと、みんな考えるんですね。そこを決心してやるっていうのは、やっぱり並大抵じゃないですね。そういうことで説得するのも苦労しました。」

畠「なるほど。それでも今回10人で選挙を闘われて、一番やはり闘ってよかったなあって思われた瞬間というのは、どんな時だったんでしょう?」

林「やっぱり候補者なんかで行って、支持するっていうサインを送ってくれる方とかね、反応がある時は、そりゃあ一番うれしいですね。」

畠「その時が出てよかったと思われる?」

林「出てよかったと思えるのは、要するに、勝ったら思いますけどね。勝つというのは、私たちの場合、一人議席を比例区で占めたらと、100万票取れたらですね。それまでは、まだイイとは思えませんね。」

畠「なるほど。」

林「大変なカネも使ったりしていますからね。」

畠「はい、はい、はい、なるほど。今回は特定枠をお使いになってらっしゃいますよね。この特定枠を使われた意図というのは、どんなところにあったんでしょう?」

林「色々な人を考えたりしたんですが、伊藤恵子さん、しっかりした女性ですから。そういう女性がやっていただければアピール力があると思いました。非正規労働者なんか、そして一番貧しいとか、差別待遇を受けているのは女性労働者ですから。そういう意味もありました。そういう働く人々に訴えられるかと考えてですね。

畠「なるほど、それで伊藤さんを特定枠に指定されて、林さんは特定枠に指定しなかったということですよね。これはれいわ新選組の山本太郎さんとすごく戦略的に似ているんじゃないかと思うんですけれども?」

林「全然違います。」

畠「全然違いますか、そうですか。」

林「私は、ご承知かどうか知りませんけれど、私は高齢なんです。」

畠「あっ、80歳。」

林「高齢です。6年ありますよね、任期。」

畠「はい、参議院は任期6年です。」

林「そのころは死んでるかもしれない。」

畠「ちょっと待ってください。死なないです。」

林「そりゃあ分かりません。70代の時、大腸がんと肺がんを切ったりして、今はもう5年たって、再発も転移もないっていうことにはなっていますが、いつ死んでもいい年です。」

畠「じゃあ、寛解状態にあるっていうことですね?」

林「でも、そういうことがあったり、他にも健康不安はありますから。私は伊藤さんを押し上げる役割です。」

畠「なるほど、そういうことがあったんですね。わかりました。」

林「山本さんは自分を3番目にもっていって、300万票取って自分も当選するつもりかどうか知りませんが、私はそんなふうに思っていません。」

畠「なるほど、とにかく、伊藤さんを押し上げるために闘ったと。」

林「そうですね。」

畠「わかりました。」

林「今のところ、我々は山本さんみたいに300万票取れるなんて、そんな党だとはまだ思っていません。100万票取れたらいい方でね、実際にはその半分ぐらいじゃないですか、分からんけど。見通しがね、私の見通しはよくてそんなものです。」

畠「なるほど。」

林「だから、闘争がもうちょっと自分でも納得いけば、もう少し勢いが出たかと思って、うまくいかなかったら私の責任だと思って落ち込んでます。」

畠「落ち込んでるんですか。政見放送がもっとうまく行っていれば、ということですね。」

林「私の最後のころの街頭演説を聞いてくださった方は、勢いとか、安倍政権の消費増税の「転用」とか、目玉政策の全世代型社会保障もいんちき社会保障で、そんな邪道なポピュリズム悪政と闘い得ない野党を批判して、これじゃ野党勝てないと、そういうことをはっきり分かり易く演説していましたから。一貫して、そういう闘いをやれたら良かったとか、やるべきだったとか。あとの祭りですがね。」

畠「そうですか、分かりました。」

林「いろいろ『判断ミス』があったり、スケジュールで追い詰められたとか、色々言い訳を言えばあるんですが、結果が出せなく、党の皆さんにも、応援してくれた皆さんにも本当に申し訳ないと思っています。」

畠「なるほど。」

林「いや、結果はまだ分かりませんが、今夜は落ち込んでおり、そんな心境です。」

畠「分かりました。すいません。選挙お疲れ様でございます、そんな時に、ありがとうございました。」

林「なんか実況みたいなこととか言っておりましたよね。」

畠「実況しています、今。インターネットで。」

林「まあ、全国にどう伝わるか分かりませんけれども、正直に言うしかないから言っております。」

畠「ありがとうございます。」

林「いえ。」

畠「では、またよろしくお願いします。今日はありがとうございました。」

選挙最終日、感動的な出会いの数々で選挙戦17日間を締めくくる――愛知古川

これまで経験したことのない感動的な最後の街頭宣伝!


◆最終日も必死のポスター貼り
 ブログで紹介した16日以降の活動も、愛知の候補者カーは名古屋、三河地区から尾張地区を中心に抜群に心地よい声を響き渡らせながらポスターを貼る。バイクごと田んぼに突入する会員や仕事終了後、豪雨の中ずぶぬれになりながらポスター貼りを敢行。

◆トヨタ名古屋の前で、豊橋駅で演説
 19
日は、朝街宣を名古屋駅前のトヨタ自動車名古屋オフィスの入る超高層ビルの前で830930分まで行い、尾張地区のポスター貼りに。その後豊橋に向かい1730から1900まで豊橋駅で街頭演説。
 
◆最終日は名古屋駅で
 20日の最終日は、名古屋市内6か所で街宣を行ったのち、最後の街宣場所の名古屋駅に向かう。いつもの場所が維新に抑えられたために、場所を二度ほど変更し(この変更が良かった)駅から500mほど離れた場所の交差点の角に宣伝カーを止めて1730分から街宣開始。18:30過ぎに共産党の候補者カーが交差点を挟んだ後ろに動員者多数と途中から大音量で候補者本人、応援演説の無内容な絶句がやかましく響き渡る。

  
       最終日の古川候補①

1730分から古川陣営は会員ら4名で個人ビラ、政党ビラ、パンフの3点セットを配付。古川の演説に聞き入る人もちらほら現われ会員と話し込む姿も。19時過ぎには立憲の候補者カーがやはり動員者多数と登場し前方に陣取る。直線距離にして560mに3台の候補者カーが陣取る。古川も共産党、立憲が止めない以上一歩も引かないと宣言し、彼らの暴露と労働者党古川の訴えを声の限りに訴える。

◆19時過ぎから我々の運動員に話しかけてくる人が一気に増えてくる

共産党の演説や立憲の演説が名前を連呼するだけなのに、労働者党はまじめに自分たちの主張を訴えていると、通り過ぎてから戻ってきて6部ビラをくれと話しかけてくる労働者や、期日前投票で票を入れたという人等、ひっきりなしに運動員に話しかけてくる。外国の国会議員と名乗る人や、熱心に聞いている人が多数いて古川候補の演説も最高潮に。

◆古川も演説中に握手を求められ演説を中断するケースも何度か

古川も演説中に握手を求められ演説を中断するケースも何度かあり、特に政見放送を見て「その通りと感動した」という夫婦(まだ若い)は、『海つばめ』の購読をその場で約束してくれ、20時に演説を終了し拍手で終了する時迄、我々と一緒に行動してくれました。これまで経験したことのない感動的な最後の街頭宣伝を17302000迄(途中声がかすれたりして10分ほど休憩)行い終了しました。

最終日の古川候補②


◆全員、感動に包まれる
 全員、こんなに盛り上がるとは思わなかったと感動。会員はこの後最後のポスター貼りに出発し、24時までポスター貼りを行いました。愛知のポスターは2,960枚を20日の24時までに貼り終わりました。

 
◆愛知の結果は、17,905票(0.6%)
 
愛知の結果は、17,905票(0.6%)。負けたくはなかった「オリーブの木」の候補者には勝利し、昨年9月からほぼ一年間やるだけやった結果と捉えています。休職中の会社の社長から朝一番で「投票した」と連絡があり、23日には職場に一時復帰しなければなりません。
 会員と近々「ご苦労さん会」を行う予定です。




北海道で立つ――岩瀬清次の記者会見

「搾取労働、差別労働と闘うことを中心に据えていく」、利権の温床にさえなっている「カネのバラ撒き福祉に労働者独自の政策を対置する」、「もし改憲が持ち出されるなら護憲派とは違って『国民主権』の徹底という観点から闘う」と


会見前


 6月7日(木)に新聞社やテレビ局15社が集まり、岩瀬清次さんの立候補表明の記者会見が行われました。2時半から40分位の会見でした。「海つばめ」、選挙パンフ3種、比例特定枠の伊藤予定候補といわせ予定候補のパンフレットなどを資料として渡しました。
 会見では最初にごうだから、労働者党は古くから闘ってきた政党であること、今回は候補者10名を立て確認団体として闘うこと、岩瀬さんのプロフィールなど説明しました。


会見模様1

 続いて岩瀬さんは、「搾取労働、差別労働と闘うことを中心に据えていく」ことを強調、「カネのバラ撒き福祉」(利権の温床にさえなっている)などにも言及し、また、「もし改憲が持ち出されるなら護憲派とは違って『国民主権』の徹底という観点から闘う」などと説明しました。

 続いて記者からの質問に移りました。「現状をどう見るか?」との問いがあり、それに 答えて、野党共闘で自民党と闘うことはできない。野党共闘と言っても、財政や経済問題や社会保障の問題、また改憲問題でも、「大異を捨てて大同につく」(共産党志位委員長の言葉)結果、味気ない共通政策を掲げることになり、そんな野合では、安倍政権と闘うといっても、政権と似たような政策を競うだけになると回答。

 我々は、労働者・働く者の観点を強く押し出して断固として闘い、その結果として労働者・働く者を代表する議員を誕生させるなら、それが一番安倍政権・自民党にとって脅威になると訴えました。
 
 実際、改憲問題をみても、野党は「安倍の改憲反対」といった、わけのわからないスローガンを掲げています。それには理由があるのです。国民民主や立憲民主はもちろん、共産党も個別的自衛権(専守防衛)や日米安保(事実上集団的自衛権行使である)を認めています。しかし、それらは、憲法9条の精神とは違っています。
 こうした野党に対して、リベラル派の井上達夫・東大教授は「自民も野党も解釈改憲をしている」(「朝日新聞」5月3日)と痛烈に批判しています。つまり、野党は自民党とは違う別の9条改憲を腹にしまっているとしか考えられないと言うのです。論理的にはそうなります。護憲派の矛盾が暴露されているのです。

 「当選したら?」の質問には、「『働き方改革』の欺瞞性を突きながら、労働者の直面している問題に差別労働・搾取労働の一掃という基本的立場で闘っていく」、野党票の分散で自民党を利さないか? との質問に対しては、「野党から票を奪うといったさもしいことは少しも考えていない、野党に飽き足らない票を掘り起こして行く」と答えました。

あとは経歴や肩書の確認などがありました。

 

NHK北海道NEWS WEB











★ 自民党と反動の改憲策動、軍国主義路線を断固粉砕しよう!
★「搾取の廃絶」と「労働の解
  放」の旗を高く掲げよう!
★労働者の闘いを発展させ、
  労働者の代表を国会へ!
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