新たな労働者党に結集し、ともに闘おう!
新綱領案、発表される
同志会は、4月に労働者党を再建しますが、その綱領・規約(案)が公表されました。同志会では大会に向けて徹底議論し、新しい綱領・規約を採択する予定です。
現在の政治状況を見ても、民進党や共産党の政治的堕落、退廃は明らかであり、何も期待することはできません。
民進党は民主党政権の3年間で自民政権と本質的に変わらないブルジョア政党であることが明らかになりました。多くの労働者、勤労者の失望や怒りの中で、反動的的で国家主義・軍国主義的な安倍自公政権の誕生を準備したと言えます。
また、共産党の日和見主義的退廃も極まっています。つい数年前までは「自共対決」をお叫んでいましたが、最近は「野党共闘」を前面に掲げ、共闘のためには日米安保も自衛隊も天皇制も容認すると言い立てています。ブルジョア第二党の民進党と同じレベルまで転落していって、まともに安倍政権と闘えるわけがありません。
そして天皇の生前退位問題では、自公の特例法に柔軟姿勢を見せ始めています。これまでは民進党と一緒に皇室典範の改正が「筋」と主張してきたのですが、その立場を投げ捨てて自公に協力し、民進党を困惑、孤立させるのです。その意味するのは共産党の自公への追随、すり寄り、屈服です!
自民党と闘うべき野党がこうした体たらくでは、労働者、勤労者の闘いは発展しようがありませんし、その労働や生活はいよいよ厳しく困難になるもの不思議ではありません。今こそ新しい労働者、勤労者の政党が必要であり、喫緊の課題になっています。
職場、地域での闘い、個々の課題に対する闘い、グループやサークルなどいろいろな活動がありえます。しかし、それがバラバラでは大きな力を持つことはできません。階級として一つの党に団結し、闘うことが必要不可欠です。その結集軸になるのが綱領(・規約)です。
毎日の苦しい労働、厳しい生活に怒りを抱えている皆さん、労働者の闘いの発展、その解放を目指して闘っている皆さん、闘いたいと思っている皆さん、そしてそうしたグループ、団体の皆さんに訴えます。是非この綱領・規約(案)を検討し、ともに闘っていかれるよう呼び掛けます。
(必要なら、ご連絡ください。説明・議論に伺います)。
なお綱領・規約(案)はこちらから見ることができます(綱領案・規約案)。A4判でそれぞれ21ページ、3ページです。印刷も可能です。党名は、「労働の解放を目ざす労働者党」(仮)です。