党員からの投稿を紹介します。
合理的な判断力を失ったプーチン
プーチンは妄想した。《軍事侵攻初日で制空権を奪取し48時間で首都キエフ陥落、ゼレンスキーの国外逃亡でウクライナ軍の統制は崩壊。「小ロシア」ウクライナと「白ロシア」ベラルーシが「大ロシア」と一体化した「帝国復活」で欧米諸国と対峙する新秩序誕生》。
ロシア国営通信が誤配信した戦勝宣言の予定稿からもプーチンの歴史観と、それを「大義」にした戦争の時代錯誤が読み取れる。大統領と首相がともにユダヤ系の政府をナチ政権と非難、核抑止力行使の挑発など、プーチンは合理的な判断力を失っている。
ロシアの戦力は強大だが、それは兵士あってのもの。戦争目的が正当性を欠けば兵力とはならない。軍事訓練が突然戦争になり、短期決着の予定が外れて燃料と食料の補給不足も重なる。ロシア兵の士気低下は顕著という。
対するゼレンスキーは、「我々を攻撃する時、あなた方が目にするのは我々の背中ではなく、我々の顔だ」と警告しつつ自国民を鼓舞し、頑強に防衛戦を展開している。欧米の経済制裁とロシア非難の国連決議も、ロシア包囲網となっている。
労働者は、ウクライナ人民の自決権を尊重し支援するが、同時に国の枠を越えた国際主義を掲げて一切の軍事同盟に反対し、帝国主義を一掃しなければならない! (Y)