労働の解放をめざす労働者党ブログ

2017年4月結成された『労働の解放をめざす労働者党』のブログです。

安倍のマスク

「安倍のマスク」はいらない!

「安倍のマスク」はいらない!

配布を撤回し、そのカネを早急に医療労働者に、医療最前線に!

  

 「安倍のマスク」が不良品であることが明らかとなった。すっかり面子をなくした安倍や厚労省は、慌てて納入先の伊藤忠商事と興和(名古屋、繊維や医療品を扱う商社)に全てのマスクの回収を命じている。厚労相の加藤は「納入した企業には衛生面を含め、しっかりチェックするよう要請した」と弁解に追われた。安倍内閣が、いかにバタバタとマスクをかき集め、衛生面も点検せずに、国民の歓心を買うために、そのために配ろうとしていたかが暴露された。マスクひとつとっても、この内閣がまともなことができず、場当たり的で信用できないことがわかろう。

 

 そもそも、安倍内閣はその当初から様々な口先だけのスローガンを掲げてきたが、何一つまともに実行してきたものはない。「美しい国づくり」から始まって、「デフレ脱却」「三本の矢」「1億総活躍社会」「女性が輝く社会」「人づくり革命」「働き方改革・同一労働同一賃金」・・・・・。数え上げればきりがない。結局安倍の政治とは、カネをばらまいては国民をたぶらかし、国の借金を途方もなく山積みし、官僚らの「忖度」と野党の無力に助けられて、森友・加計汚職を逃れ、やれ「安倍一強だ」、やれ「安倍のもとで憲法改正だ」と持ち上げられてきたのだ。とうに破綻した「アヘノミクス」も「全世代型社会保障」もコロナ禍ですっかりどこかへ吹っ飛んでしまった。あとは権力誇示の最終章・オリンピックの開催だが、これも来年どうなるかわかったものでない。今やその内閣もすっかり信用を失って、どうやら最終章を迎えんとしているようだ。

 

 「安倍のマスクはいらない!配布を撤回し、そのカネ(466億)を早急に医療労働者に!」と、我々は断固要求する。プログでも医療労働者から投稿があったように、日本でも医療崩壊が既に始まっている。入院病棟の大幅な不足、人工呼吸器をはじめ医療設備の不足、在宅待機者の相次ぐ死亡、そして病院内の集団感染、医療労働者の感染の増加等々。マスクさえ底をつく病院も多々あるという。一人でも多く尊い命を救うために、「安倍のマスク」は廃止し、その費用で早急に医療防護具(サージカルマスク、防護メガネ、防護服、消毒液等々)を全国の医療最前線へ届けよ!() 

アベノマスクは要らない。サージカルマスクを早急に医療現場に届けよ!

※医療労働者の現場の声が寄せられたので紹介します。

アベノマスクは要らない。サージカルマスクを早急に医療現場に届けよ!


 地方の精神科病院に勤める看護師です。新型コロナウイルスと闘う最前線ではありませんが、感染拡大が止まらず医療崩壊の危機が迫る中、コロナの脅威を日々感じ、緊張の度合いが増しています。


 病院であるにもかかわらずマスクが2月下旬より入荷出来なくなり、慌てて市中の薬局で買い集める事態となりました。しかし、市中のマスクも消えてしまいました。あれからふた月近くになりますが、いまだにマスクは消えたままです。結局、通常時の10倍も高いマスクを購入するしかなくなっています。コストがかさむ為、1枚を3日間使用することになっています。でも、これでは感染防御の効果はありません。しかし、「無いよりまし」で使っています。それ以上に効果のない布製のアベノマスクなど要らない!そんなものに466億の税金を使うなら、医療現場にサージカルマスク(細菌ろ過効率95%以上のマスク)を早急に届けよ!   S

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