《静岡からのアピール》

 

直ちに「Goo」は中止せよ!

――見せかけの自粛要請

 

「Goo」について、我々が警告したように、全国的に感染者が急増し、今や医療崩壊が 静岡でも現実となってきた。静岡市の大きな病院で感染者40人のクラスターや外国語専門学校の外国人留学生の間でも40人近くの感染者が出るなど、医療が切迫している。

 のんびり構えていた市長も慌てふためいている。浜松市ではクラスター場所を随時発表してきているが、静岡市は一切明かしてこなかったので、市民から批判の電話が鳴り止まないとのこと。現市長の応援基盤が商工会にあることから、「市民の命よりは我が身」といったところか。

 

 東京の菅と小池の例の見せかけの要請も、医療崩壊の危機感から発せられたものだが、感染者はどんなに増えても、たとえ1日1000人を超えても、医療さえ崩壊しなければ、「Gooトラベル」はあくまで続行だという信念?が透けて見える。

 二階と菅と旅行大手のJTB(事務局を担当)が結託した「Goo」は来年6月まで延長される見通しだが、その間に感染者はいく倍に増加し、いくつの命が失われる事だろうか。直ちに「Goo」は中止せよ!あくまで「Goo」を推し進めようと東京でも、菅と小池とのあんな中途半端な見せかけの自粛要請ではいくつの命が失われるだろうか。 (静岡 K)